小綱神社 東京都、中央区の日本橋に位置する「小網神社(こあみじんじゃ)」。強運・厄除けの神様として人気を集める神社です。 第二次世界大戦時、「神社の御札を持って出兵した兵士全員が無事に帰還した」「東京大空襲の際に大きな被害を受けた周辺地域の中で、境内の建物が無傷だった」などの逸話が残されている、まさに強運の神社。日本橋に佇む小さな神社ですが、ご利益にあやかろうと全国から参拝者が訪れます。 お守りのほか、本物の繭玉におみくじが入っている「まゆ玉みくじ」や、七福神の乗った宝船などが描かれたワッペンのついてくる「Japan Omikuji」などユニークな授与品も必見。11月末には例年、豊穣を感謝する「どぶろく祭」が開かれ、多くの人で賑わいます。
宝田恵比寿神社 東京都中央区、日本橋本町に位置する「宝田恵比寿神社」。江戸時代にこの地に遷座した、恵比寿神を祀る神社です(日本橋七福神のひとつ)。 このエリアは、江戸時代に金銀為替・駅伝・水陸運輸の地として商業がさかんに営まれており、商売繁盛の神・恵比寿神を祀っていることから、商いを営む人々から崇敬されてきました。 例大祭でもある恵比寿神祭が毎年10月20日に開かれますが、それにともなって前日の10月19日に市場を開催。商売繁盛を願う大きなお祭り・市場として執り行われてきました。その風習が現代まで続き、今では10月19・20日の両日に渡って、エリア一帯が大賑わいする「べったら市」が開催されています。
福徳神社 東京都の東部、中央区にある「福徳神社」。高層ビルが立ち並ぶ日本橋の一角に佇む神社です。 武蔵野の村落「福徳村」の稲荷神社として祀られたことから名付けられた福徳神社。「芽吹神社」との別名もあります。江戸幕府の第2代将軍・徳川秀忠が参詣した際に名付たとされる由緒ある神社で、創建年代は不詳ですが、860~876年頃にはすでに鎮座していたといわれています。 主祭神は五穀豊穣の神様「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」。ご利益は厄除け、開運、良縁など幅広く、種類豊富なお守りを取り揃えています。宝くじ当選のパワースポットとしても知られており、宝くじを保管できる「宝袋」も福徳神社で人気のアイテムです。
東京水天宮 東京都、中央区の日本橋に位置する「東京水天宮」。安産祈願で知られる神社です。 江戸時代に福岡県久留米市の水天宮から分社して200年。今も変わらず安産・子授けの神様を祀り、若い夫婦や妊婦さんがお参りに訪れます。江戸鎮座200年記念として2018年には新社殿に建て替えられ、最新の免震構造を備えた神社に生まれ変わりました。四角いコンクリートの建物の階段を上っていくと境内にたどり着く、斬新な構造が特徴。お札所や待合室もホテルのロビーのように広々としています。ハイテク都市・東京の顔と江戸の伝統文化のユニークな融合を楽しんでみてはいかがでしょうか。 待合室から社殿への移動も長いスロープになっており、妊婦さんへの負担を減らす心遣いが見られます。毎月戌の日にできる、安産祈願と腹帯を求める行列にも、脈々と受け継がれる伝統を感じられることでしょう。