六本木ヒルズ 東京都港区六本木に位置する「六本木ヒルズ」。オフィス・住居・商業施設・文化施設・ホテル・映画館・テレビ局といった多様な機能が融合した街です。 “文化都心”をコンセプトとしている六本木ヒルズには、美術館、ギャラリーのほか、パブリックアートやデザイン作品が点在しており、気軽にアートに触れる事ができます。さらに働く人も集うことから、アートとインテリジェンスが融合した「アーテリジェント・シティ」という別称も。ハイブランドや高級レストラン、52階から望めるシティービューでは、ラグジュアリーなひと時を楽しむ事ができます。 六本木ヒルズの見どころといえば、春は毛利庭園の桜や梅、夏はテレビ朝日の夏祭り、秋はススキが揺れる屋上庭園、冬はけやき通りのイルミネーション。季節ごとに定番が変わるので、いつ誰と来ても新鮮な気持ちで楽しめます。 (公開日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/14)
毛利庭園 東京都、港区の六本木に位置する「毛利庭園」。六本木ヒルズの中にある本格的な日本庭園です。 歴史を遡ること江戸時代。長州藩主・毛利家の分家、毛利綱元氏の屋敷として誕生した毛利庭園。現在は、おしゃれなショップや各種イベントで賑わう六本木ヒルズの庭園として再開発されています。時代を超えて生命を繋いだ樹木を可能な限りそのまま移植したり、武家屋敷庭園にあった石材を再利用してベンチにしたりと、土地の記憶・自然の記憶を損なわない工夫が随所に見られます。 庭園のシンボルとなっている高さ20mの大銀杏もそのひとつ。江戸時代からの長い歴史を今に伝えています。都心のビル群の中にありながら、滝や渓流のせせらぎ、池で悠々と泳ぐメダカにカルガモを見て、自然を感じることができるスポットです。
青山霊園 東京都東部、港区に位置する「青山霊園」。明治維新の要人や軍人や政治家など、多くの著名人が眠る都営墓地です。 1872年開園当初は神道式の「青山神葬祭地」でしたが、のちの1874年には宗教を問わない公営霊園になりました。敷地内には10万基以上の墓石があり、明治維新の大久保利通、霊園近くの「乃木坂」という地名の由来である乃木希典陸軍大将、歌舞伎俳優・市川團十郎など、明治以降の歴史上の人物の多くも眠っています。飼い主の墓もここにあることから、忠犬ハチ公も一緒に眠っています。歴史ファンが訪れては、故人に思いをはせています。 都民が広く活用できる公園型墓地でもあり、散歩やジョギングをする人の姿も。緑豊かで静かな環境で、都会の真ん中にいることを忘れさせてくれます。隠れた桜の名所としても知られる青山霊園。霊園を南北に貫く道路の両側は桜並木があり、春には美しい桜のトンネルができます。