千厳山 熊本県南部・上天草市に位置する「千厳山(せんがんざん)」。標高162mの山です。山頂に巨岩や奇石がごろごろしていることから厳しい名前が付けられていますが、30分ほどで登ることができます。 山頂から見える景色は、東に八代海、西に有明海、そして天草松島と呼ばれる「多島美」のパノラマ。そこにかかる天草五橋の全貌を眺めることもできます。 夕方に訪れれば、「日本の夕日100選」に選ばれた夕日の絶景が広がります。 また、この山頂では、天草の乱の際に総大将・天草四郎が出陣の杯を掲げたといわれています。彼がどのような気分で同じ景色を眺めていたのか、思いを馳せてみては。 春には山桜と植樹された桜が一斉に咲き、桜の名所としても知られています。
天草五橋 熊本県南部の宇土市と天草の島々を繋ぐ5つの橋「天草五橋(あまくさごきょう)」。1号橋から5号橋まで、総延長約17㎞のルートです。 アーチ橋や、三角を組み合わせた連続トラス形式の橋、パイプアーチ橋などそれぞれが違った構造の橋の数々。その5つの橋が結ぶのは、大小様々な島が点在するため「天草松島」と呼ばれている風光明媚な地域。ドライブしながら素晴らしい景色を両側に見ることができます。 ルート上には展望台も設けられており、青い海と緑の島、島々をつなぐ橋という、まるで絵のような風景が広がります。 近くの高舞登山(たかぶとやま)や千巌山(せんがんやま)に立ち寄って、山の上の展望台から楽しむパノラマも絶景です。 毎年秋には豊漁を祝って「天草五橋祭」が開かれ、花火や踊り、鯛のつかみ取りなどが見どころです。