広島平和記念公園 広島県の西部・広島市に位置する「広島平和記念公園」。原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を祈り造られた都市公園です。 園内には、戦争の悲惨さを物語る戦争遺跡をはじめとする見どころが点在。原子爆弾の被害を今に伝える「原爆ドーム」、被爆者の遺品や当時の惨状を示す写真、資料が展示されている「広島平和記念資料館」、平和の願いを込められたモニュメント、実際に被爆したアオギリの木があります。また、原爆死没者慰霊碑・原爆ドーム・原爆の子の像などを含めた慰霊碑や記念碑が建てられ、その数は35基に上ります。 広島平和記念資料館の東館1階の北側にある売店・喫茶「あおぎり」では、一休みすることも可能。お昼ご飯を食べたり、買い物もできますよ。
比治山公園 広島県西部、広島市に位置する「比治山公園」。市内中心地の比治山にある公園です。 標高約70mの比治山にあり、明治時代に公園として整備されました。一般的に、比治山全体が比治山公園とよばれます。公園北側には「広島市現代美術館」や「広島市まんが図書館」などの文化施設や屋外オブジェがあり、芸術公園としても知られています。山頂にあるこれらの施設には徒歩10分程で行けますが、裾野にある動く歩道「比治山スカイウォーク」ともつながっています。公園南側には約1300本の桜があり、市内有数の桜の名所としても有名。春には多くの花見客でにぎわいます。児童遊具広場もあり、小さな子どもでも楽しめます。市内中心部にあるとは思えないほど静かで、のんびりとした雰囲気のため、地元の方が散策やピクニックに訪れる憩いの場となっています。また、「富士見山展望台」からは広島市内や瀬戸内海を一望できます。夜景も見どころですが、駐車場の利用時間は午前9時から午後7時までと決められているため注意が必要です。
縮景園 広島県の西部・広島市中区に位置する「縮景園(しゅっけいえん)」。1620年に広島藩初代藩主・浅野長晟(ながあきら)が命じ造らせた大名庭園です。1940年には浅野氏が広島県に寄贈し、一般公開されるようになりました。 縮景園は、園内を回遊して鑑賞する回遊式庭園。大胆奇抜な手法で造られた「跨虹橋(ここうきょう)」、数寄屋造りに、こけら葺きの屋根が目を引く「清風館」が見どころです。また、広島市の中心地に位置しながら、庭園内にはモミジやカエデ・ツバキ・スギなどが植えられ、多種多様な花々を見られます。 毎年4月8日には「観桜茶会」が開催。庭園に植えられたは約1,000本のソメイヨシノ・八重桜を鑑賞しながら、お茶を楽しめます。