土佐三志士像 高知県の高知市、高知駅前の観光広場「こうち旅広場」に位置する「土佐三志士像」。日本の近代国家への第一歩に大きく尽力した、幕末の志士、武市半平太(たけちはんぺいた)、坂本龍馬、中岡慎太郎の銅像が堂々と並んでいます。 土佐三志士像は、高知でも有数の人気観光スポット。駅前広場という便利な立地ということもあり、記念撮影の場所としても人気です。「こうち旅広場」には志士像の他にも、高知観光情報発信館「とさてらす」や、龍馬の生家セットを再現したスペースなど見どころ満載。観光客向けのイベントも多数開催しており、旅をより充実したものへとサポートしてくれます。 龍馬と中岡慎太郎の像といえば、景勝地として名を知られている「桂浜」も有名。合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
高知城 高知県高知市の中央部に位置する「高知城」。関ヶ原の戦いで功を成した山内一豊(かつとよ)が、徳川家康から土佐一国を与えられ築城しました。 コンパクトながら、天守閣をはじめ本丸や追手門などの立派な造りはまさに「南海の名城」。江戸時代、260年の長きにわたり歴代藩主が暮らした姿そのままで保存されており、当時の様子が目に浮かびます。 敵が来襲した際に、石や湯水を落とした「石落とし」や突入の勢いをそぐために入口と出口を筋違いに作った「詰門(きつもん)」など、興味深い建築が点在。 毎週日曜に追手門の前で開かれる市場も、江戸時代から続く伝統行事です。飛び交う土佐弁に旅情をくすぐられます。 四季折々のイベントも魅力。春の桜の時期の「花回廊」や夏の「縁日横丁」、秋に名月を鑑賞する「秋のお城まつり」などにもぜひ訪れてみてくださいね。
高知市立 龍馬のうまれたまち記念館 高知県、高知市の上町に位置する「高知市立 龍馬のうまれたまち記念館」。坂本龍馬の生涯や彼が生まれ育った町の文化を紹介する博物館です。 その人柄やスケールの大きな活躍により現在も多くの人を魅了し続けている幕末の志士、坂本龍馬。彼が生まれ育った上町にある記念館では、パネル展示の他にもデジタル技術を駆使した映像など、ユニークな展示を展開。龍馬の生い立ちや、龍馬を育てた町の気風を楽しく学べます。なかでも人気なのが、2階に設けられたバーチャル4面シアター。360°スクリーンに映し出される町並みや人々に囲まれて、龍馬の生きた時代にタイムスリップした気分を味わえます。 木造、漆喰、銅版張りのすっきりとした建物が並ぶ上町の街並みも魅力のひとつ。「高知城」や「はりまや橋」といった人気のスポットからもほど近く、高知に行く際にはぜひ訪れたいスポットです。
龍馬生誕地の碑 高知県、高知市の上町に位置する「龍馬生誕地の碑」。幕末の志士・坂本龍馬の生誕地に立つ記念碑です。 土佐電鉄の路面電車が通る大通りに建つ大きな石碑。ビルの間に挟まれた立地にありながら、圧倒的な存在感を誇ります。まるでそこに龍馬が立ち、現代の日本の様子を面白おかしく眺めているよう。石碑の前には龍馬の肖像画の入ったモニュメントとベンチがあり、記念撮影の絶好スポットとなっています。徒歩圏内には「龍馬の生まれたまち記念館」や立派な銅像のある「龍馬郵便局」があり、周囲はまさに龍馬尽くし。ファンなら必ず訪れたい、上町の人気観光スポットです。 毎年龍馬の誕生日に開催される「龍馬生誕祭」では、この生誕地の碑前から提灯行列が出発。よさこい踊りで龍馬の誕生を祝う地元の人々を見れば、龍馬がこの町に今も愛されていることを体感できます。
高知県立 坂本龍馬記念館 高知県高知市の浦戸、桂浜に位置する「高知県立 坂本龍馬記念館」。幕末に活躍し、現代においても絶大な人気を誇る志士のひとり、坂本龍馬の記念館です。 青い空と白い砂浜に映えるモダンな建物は本館と新館の2棟からなり、2018年にリニューアルされたばかり。新館の常設展示室には、親しかった姉・乙女へあてた手紙から、思想の全てを盛り込んだ海援隊規約など、充実した資料が並びます。本館2階へ足を運べば、龍馬が生まれ育った土佐時代から近代の幕開けまで、江戸、長崎、京都と日本各地を飛び回った龍馬の足跡をその時々の詳細な資料を参考に追うことができます。 じっくりと龍馬の生涯を追体験した後は、屋上の休憩スペースへ。ここから眺める太平洋の大海原は隠れた絶景スポットです。海を眺める休憩スペースは館内にもあるため、違った景色を楽しむこともできます。