三十槌の氷柱 埼玉県の北西部、秩父(ちちぶ)市に位置する「三十槌(みそつち)の氷柱」。毎年1月中旬〜2月中旬にしか見ることができない氷柱(つらら)の絶景です。 会場では、天然と人口の氷柱があります。秩父市には氷柱が見られるスポットがいくつかありますが、天然の氷柱を見られるのはここ「三十槌の氷柱」だけ。毎年姿を変える天然の氷柱は、幅30m、高さ10mを誇り、人の手が加えられてない自然の神秘的な光景を楽しめます。人口の氷柱は、幅55m、高さ25mと、圧巻の大きさ。また、1月下旬〜2月上旬は、夜になるとライトアップが行われます。20分ごとに青や白など色を変える照明を浴び、より幻想的な情景を見せます。 会場近くにある「カフェウッドルーフ」にも、ぜひ足を運んでみてください。秩父のB級グルメ「みそポテト」や「みそこんにゃく」などを味わえます。
尾ノ内氷柱 埼玉県の西部、秩父(ちちぶ)郡の尾ノ内渓谷にある「尾ノ内(おのうち)氷柱」。尾ノ内沢からパイプを引っ張り造り上げた、人工の氷柱です。 周囲150m、高さ60mを誇り、その巨大さは訪れる人を圧倒します。例年、1月上旬から2月下旬にかけて開催され、期間限定のライトアップ時には幻想的な光景が渓谷に広がります。氷柱を見るには、渓谷にかかるつり橋がオススメ。 期間中には地元の方々による売店が出店されます。郷土料理を楽しむことができるほか、甘酒や地元の方の手づくりお漬物などが無料で提供されます。 雄大な自然と清流が美しい景勝地としても有名な尾ノ内渓谷。夏になると無料で水遊びをすることができます。また、週末には近くの売店では、尾ノ内渓谷だけのジャガイモ料理を使ったオリジナル料理「パターテ」を食べることができます。
あしがくぼの氷柱 埼玉県の西部、秩父郡にある「あしがくぼの氷柱」。寒さを利用して人工的に作られる氷柱で、秩父三大氷柱の一つとして有名です。 あしがくぼの氷柱は、地元住民の手によって山の斜面を覆うようにして作られます。氷柱の規模は、幅200m、高さ30mと迫力満点。通路が整備されており、美しく壮大な氷の世界を間近で見ることができます。特に通路を登り切ったあとに見る上からの眺めは壮観です。また、近くを走る電車と氷柱のコラボレーションも見どころの一つ。氷の世界を駆け抜ける電車を写真に収めようと、多くの観光客がカメラを構えます。 週末の夜には、ライトアップを開催。暗闇の中に氷柱が浮かび上がる、幻想的な光景を楽しむことができます。
道の駅「両神温泉薬師の湯」 埼玉県小鹿野町(おがのまち)に位置する、日帰り温泉や食堂、農産物直売所を有する道の駅。付近の日本百名山・両神山をはじめ、道の駅「両神温泉薬師の湯」は豊かな自然のなかにあります。小鹿野町には鉄道路線がないため、アクセスに公共交通機関を利用する場合には、鉄道のある秩父市からバスの利用がおすすめです。 1991年に埼玉県内初の日帰り温泉施設としてオープンした「両神温泉薬師の湯」。無色透明でややぬめり気のあるアルカリ性単純温泉は、長年登山者をはじめとする観光客や地元住民に親しまれてきました。2024年3月の大規模リニューアルでは若者や子育て世代も使いやすいよう、秩父産木材を多用し主に休憩スペースや食堂を刷新。食堂は登山者やバイク利用者も靴を履いたまま立ち寄れるようになりました。 浴室は見晴らしがよく開放的で、大窓からは周りの山々を見渡すことができます。露天風呂やサウナはありませんが、浴室内や脱衣場にはボディソープ・シャンプー・コンディショナー・ドライヤーが備え付けられています。入浴後は休憩スペースのマットやチェアでくつろぎながら、約500冊の書籍から好きな本を選んで読むことが可能です。 温泉に併設するレストランでは、地元の食材をふんだんに使ったメニューを提供しています。特に全品自家製のうどんやそばは、麺の切り方までこだわったもの。平成の名水百選「毘沙門水」を使ったかき氷「毘沙門氷」も人気を集めます。直売所には、季節の農産物や山菜など山里の新鮮な恵みがずらり。お土産探しにおすすめです。 (公開日:2024/9/9 最終更新日:2024/9/9)