ノリタケの森 愛知県西部、名古屋市に位置する「ノリタケの森」。日本を代表する陶磁器メーカー・ノリタケカンパニーリミテドが運営する複合施設です。 創立100周年を迎えた2001年、本社に隣接する工場跡地に建設しました。施設内には、ノリタケの歴史を紹介する「ウエルカムセンター」、陶磁器製造の見学や絵付け体験スペース、初期のノリタケ製品が展示してある「クラフトセンター・ノリタケミュージアム」、最高級陶磁器品から日常使いのアウトレット品までノリタケ食器を販売する「ノリタケスクエア名古屋」があります。見どころはかつては食器生産工場であった「赤レンガ棟」。ヨーロッパ調の赤レンガ建築は、欧米への陶磁器輸出が盛んであった創立時の風景を思わせます。また、ノリタケの食器で食事ができるカフェやレストランも。フレンチ創作料理が楽しめる「レストラン キルン」や「カフェ ダイヤモンドデイズ」を併設しています。
有松(愛知県) 愛知県名古屋市に位置し、江戸時代の趣ある建物が残る「有松」。今から400年以上前に、江戸と京都を結んだ東海道沿いの池鯉鮒宿(ちりゅうのしゅく)と鳴海宿(なるみしゅく)の間にできた町です。 木綿地の絞り染め「有松絞り」の産地として栄え、現在も当時の面影を残す木造の商家が立ち並びます。見どころは、名古屋市指定有形文化財の「小塚家住宅」や「岡家住宅」、「服部邸」といった町家の数々。瓦屋根や、土を厚く外壁に塗りこんだ塗籠(ぬりごめ)造り、格子状の虫籠窓(むしこまど)が特徴の古い町並みを散策すれば、江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わえるでしょう。 「有松・鳴海絞会館」は、有松絞りの歴史や技術について学べるおすすめスポット。ハンカチを使った絞り染めを体験できる(要予約)ほか、館内にはネクタイやスカーフなどのさまざまな絞り製品が販売されており、お土産にぴったりです。
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リニア・鉄道館 愛知県名古屋市に位置する「リニア・鉄道館」。過去に活躍した車輌から、最先端の超電導リニアまでさまざまな車輌が展示され、鉄道についてわかりやすく学べる鉄道のテーマパークです。 館内は、1階と2階の2つのフロアで構成。1階では、初代新幹線の「0系」をはじめとする車両の展示や超電導リニアの仕組みについて紹介しています。なかでも人気なのが運転シミュレータ。新幹線と在来線の運転操作を体験でき、運転手の気分を味わうことができます。ミュージアムショップでは、ここでしか手に入らない鉄道グッズを購入できるため、お土産にもぴったりです。 2階には、鉄道の歴史についての資料展示室や、物理の法則が鉄道の世界でどのように使われているのかを学べるコーナーを用意。また、小学生未満の子どもが遊べるキッズルームも完備しています。
レゴランド・ジャパン 愛知県の中心である名古屋市に位置する「レゴランド・ジャパン」。名古屋観光の新たな目玉として2017年にオープンしました。 世界的な人気を誇るレゴブロックのテーマパークは、世界では8番目、日本では初。施設内はレゴの世界観を存分に楽しめるように工夫されており、アトラクションはもちろんのこと、「レゴ・ファクトリー・ツアー」ではレゴブロックの製造現場を見学することができるほか、「ミニランド」では、レゴブロック1,000万個以上を用いた圧倒的スケールで日本の名所を再現。園内の楽しみ方はさまざまです。 2018年にはレゴランド・ジャパン・ホテルや水族館が新たにオープンし、さらに人気を集めています。家族割引チケットなどさまざまな割引プランが用意されているため、家族連れでの来園にもぴったりです。
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徳川美術館 愛知県西部、名古屋市に位置する「徳川美術館」。徳川家康や尾張徳川家の遺愛品を中心に収蔵する美術館です。 1935年に尾張徳川家の大曽根別邸の跡地に開館、日本の私立美術館の中では4番目に歴史があります。名古屋城二之丸御殿を復元した「名品コレクション展示室」をはじめ、館内は各テーマに分けられた9つの展示室があり、収蔵品はおよそ1万点におよびます。「源氏物語絵巻」をはじめ国宝9件、重要文化財59件、重要美術品46件を含み、特に日本刀は国内最大級の収蔵数です。徳川家康の遺品として尾張徳川家に贈られた国宝の短刀「庖丁正宗」などを展示。なかでも有名なのは「物吉貞宗」と「鯰尾藤四郎」で、この2点は人気ゲームソフト「刀剣乱舞」で擬人化され若い世代にも有名です。 レストラン「宝善亭」では、隣接する日本庭園「徳川園」を鑑賞しながらランチを堪能できます。また、雛人形や雛道具が展示される毎年2月初旬から4月初旬にかけてのイベント「尾張徳川家の雛まつり」は毎年多くの人で賑わいます。
興正寺 名古屋市東部に位置する真言宗の寺院「興正寺(こうしょうじ)」。300年以上の歴史を誇り、かつて尾張の徳川家が一族の繁栄を願ったことで知られています。 境内には、かつて女人禁制だった「奥之院(おくのいん)」を始め、本尊の阿弥陀如来が祀られている「西山本堂」や尾張徳川家6代藩主の継友(つぐとも)が寄進した「能満堂(のうまんどう)」といった江戸時代の建築物が立ちます。なかでも、1808年に建立された「五重の塔」はこの寺のシンボル。屋根の流線が美しい30mほどの木造の塔で、国の重要文化財に指定されています。 毎月行われるイベントも魅力のひとつ。毎月5日と13日の縁日には50,000人を超える参拝客が訪れるほか、毎月21日には「興正寺マルシェ」を開催し、こだわりの農産物や工芸品などを求める多くの人々で賑わいます。