天文館公園 鹿児島県鹿児島市に位置する「天文館(てんもんかん)公園」。鹿児島一の繁華街「天文館」にある公園です。 芝生広場やドーム付のステージもある繁華街の中の憩いのスポットで、「鹿児島オクトーバーフェスト」やジャズフェスティバルなど、一年中イベントで賑わっています。 なかでも人気は、冬のイルミネーション「天文館ミリオネーション」。万華鏡をイメージしたカレイドドームや、光のトンネルの中を走るファンタスティックトレインがきらめく思い出を盛り上げます。 天文館一帯は、アーケードのある商店街が続くため、雨や降灰にも煩わされずグルメやショッピングが楽しめるのも訪れやすいポイント。鹿児島名物の黒豚やアイスクリーム「しろくま」を提供する名店がズラリと並び、鹿児島観光では外せないスポットです。
いおワールド かごしま水族館 鹿児島県、鹿児島市の本港に位置する「いおワールド かごしま水族館」。ジンベイザメやイルカショーが人気の、九州最大規模の水族館です。 「いお」とは鹿児島の言葉で魚のこと。ここには鹿児島の海に生息する魚たちを中心に、500種もの生き物たちが暮らしています。「黒潮大水槽」では、ジンベエザメを始め、マグロやエイなど大型の魚たちが群泳し大迫力。この水族館では、周辺の海で回遊している小型のジンベエザメを捕獲し、全長5.5mになる前にまた海へ帰すというユニークな飼育方法を採用しており、現在は9代目のジンベエザメが悠々と泳いでいます。 屋内プールのイルカショーも人気ですが、水族館前の錦江湾につながる水路にも、のびのびと泳ぐイルカたちの姿が。楽しげな様子で、来館者を癒してくれます。
トマルビル 鹿児島県の中央部、鹿児島市のオフィス街に位置する「トマルビル」。カフェやショップなど、さまざまなジャンルのお店が入るシェアオフィスです。 トマルビルの建物は、築50年以上経過したビルをリノベーションしたもの。地下1階から地上4階まであり、2018年から5年間の期間限定で運営される予定です。 1階は古本屋や楽器店、カフェなどがゆったりと繋がる空間。カフェでは、だしのうまみを最大限に活かしたお茶漬けやスイーツを提供しています。2・3階にはスタジオや劇団事務所が入り、さまざまな文化やアートが集まる場所となっています。 リーズナブルに鹿児島で宿泊したい人には、4階にある「ホステルトマル」がぴったり。畳のある和室で、日本らしさを感じながら滞在することができます。
西郷隆盛銅像 鹿児島県鹿児島市城山に位置する「西郷隆盛銅像」。明治維新の立役者、薩摩藩士西郷隆盛の銅像です。 西郷隆盛像といえば、東京都の上野エリアに立つ、浴衣を着て犬を連れた銅像を思い出す人も多いのではないでしょうか。一方鹿児島県に佇むこちらの銅像は、陸軍大将の軍服を着てかしこまった姿。実はこの銅像、西郷隆盛が西南戦争で新政府軍に敗れ、自害した城山の麓に立っているのです。城山を背景に仁王立ちする姿は、彼の堂々たる生き様を物語っています。台石を含むと高さ約8mにもなる大きな銅像を写真に収めるなら、道路向かいの「中央公民館」前に設けられた「西郷隆盛銅像撮影ひろば」を利用してみては。カメラを置く台も用意されており、気軽に勇ましい西郷隆盛の姿を撮影できます。 銅像のすぐ横には「鹿児島まち歩き観光ステーション」があり、5階のカフェでは西郷隆盛像を眺めながら休憩できます。
みなと大通り公園 鹿児島県鹿児島市の中心地に位置する「みなと大通り公園」。冬のイルミネーションが人気の大通りです。 大通り公園という名の通り、芝生の帯のように通りに沿って続く公園。平面噴水やモニュメントなど癒しのポイントがあちこちに設置されています。 冬には公園の50本を超える欅(けやき)の木が、光をまとって美しい並木を作るイルミネーションを実施。噴水やモニュメントもライトアップされ幻想的な空間を演出し、鹿児島市内の冬の風物詩となっています。 大通りから少し歩けば、レトロな雰囲気の味のある名店が軒を連ねる名山掘界隈へ続きます。
レトロフトチトセ 鹿児島県の中央部、鹿児島市に位置するビル「レトロフトチトセ」。1・2階はカフェやギャラリーなどさまざまなテナントが入り、3〜5階は賃貸アパートメントとして機能しています。 レトロフトチトセは、築50年以上が経過したビルをリノベーションして誕生した、鹿児島市内注目のスポット。「ブックパサージュ」というコンセプトを掲げ、ビルの1・2階を中心に、古書店やコーヒースタンド、ギャラリーといったおしゃれなテナントが集結しています。 ビル内に足を踏み入れると、広がるのはたくさんの古書が壁を埋め尽くすかのように並んだ空間。「古書リゼット」という本屋で、さまざまなジャンルの本が並びます。学術書や洋書など、なかなかお目に書かれない本も隠れているため、お気に入りを見つけてみてください。 2階にはギャラリースペースが広がり、イベントを開催していることも。そのほか、カフェとレストランもあり、観光の途中でホッと一息つけるのも魅力のひとつです。
鹿児島市交通局 鹿児島県鹿児島市に位置する「鹿児島市交通局」。鹿児島市の市電・市バスを運行を担い、資料展示室や、電車の整備工場の見学を実施しています。 鹿児島市内の観光では、必ずといっていいほど利用する市電・市バス。鹿児島市交通局はその運行や整備を一貫して担い、時代の流れとともに、カゴシマシティービュー(観光地周遊バス)やユートラム(超低床電車)を取り入れ、便利な交通機関として発展していきました。 交通局の局舎3階には、市電・市バスの歴史が分かる「資料展示室」を設けています。実際に車両を整備する裏側の様子を見学できる「施設見学」も人気。職員の解説を聞きながら、どのように市電が整備・点検されているのかを見学できます。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 鹿児島・桜島
維新ふるさと館 鹿児島県鹿児島市に位置する「維新ふるさと館」。「鹿児島の歴史が一目でわかる」をコンセプトにした歴史観光施設です。薩摩の歴史や明治維新について、映像・ジオラマ・ロボットなどハイテク技術を駆使して紹介しています。 この施設がある加治屋町は、西郷隆盛や大久保利通など、明治維新の立役者たちの出身地。まさに維新のふるさとといえる場所です。一番の見どころは、地下1階の「維新体感ホール」で上演される「維新への道」と「薩摩スチューデント西へ」の2本の映像。西郷隆盛や大久保利通にそっくりな等身大のロボットが、激動の時代をドラマ仕立てで紹介していきます。 「維新ふるさと館」が面する甲突川河畔は、桜並木が美しい人気の花見スポット。4月上旬は、川沿いに並ぶ桜と歴史の情緒を同時に楽しめます。
桜島ビジターセンター 鹿児島県鹿児島市、桜島に位置する「桜島ビジターセンター」。霧島錦江湾国立公園の一部でもある鹿児島県を代表する名所「桜島」にまつわる情報を掲示している施設です。 今も常に火山活動を続けている桜島の噴火の歴史や、その自然についてさまざまな展示を行っています。桜島の噴出物や、溶岩原に森ができるまでの変遷などを辿った展示などから、自然の壮大さを感じられるほか、「噴火映像コーナー」では、大迫力の映像・音響で桜島の噴火を体感することも。 エントランスにはミュージアムショップを設け、桜島と鹿児島に関する書籍や、「桜島の椿油」といった特産品なども用意。 初めて桜島に訪れる人にとっても、何度も足を運んでいる人にとっても、その魅力を存分に教えてくれる情報ステーションです。
加治屋町 鹿児島県の中央部、鹿児島市にある「加治屋町」。甲突川(こうつきがわ)の左岸にあり、明治維新の偉人たちを輩出したことで知られる地域です。 西郷隆盛はそのひとりで、住宅地の一角には「西郷隆盛生誕の地」として石碑が立っています。大久保利通も加治屋町で幼少期を過ごしたといわれており、甲突川の河川沿いには「維新ふるさと道」という緑道が整備されています。距離は約500mで、ゆるやかな川の流れを眺めながら散策可能。その途中に立つのが薩摩の偉人や明治維新前後の歴史を学べる博物館「維新ふるさと館」です。 毎年春には、甲突川左岸緑地で明治時代から続く「春の木市」が開催されます。観葉植物や苗木などの草花が販売され、多くの人で賑わいます。
仙巌園 鹿児島県の中央部、鹿児島市吉野に位置する「仙巌園(せんがんえん)」。薩摩藩藩主として代々この地を治めた島津家の別邸とその庭園です。 雄大な桜島を築山に、錦江湾(きんこうわん)を池に見立てるという壮大なスケールの庭園は圧巻。この景色を眺めて薩摩の全てを掌握した殿様気分にどっぷり浸ってみましょう。 島津家は、幕末にいち早く近代化のリーダーとなり、邸宅は迎賓館として使われ、歴史を彩った国内外の人物がここで時間を過ごしました。 また広大な敷地内に建設された、ヨーロッパ式の製鉄所やガラス工場、発電用のダムなどは世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産に登録されました。 園内には薩摩郷土料理を楽しめるレストラン「桜華亭」や、薩摩切子の制作過程を見学できる工場、また洗練されたお土産を購入できるショップなど見どころが満載。薩摩の歴史と文化を堪能できるスポットです。
SHIROYAMA HOTEL Kagoshima(城山ホテル鹿児島) 鹿児島県鹿児島市に位置する「SHIROYAMA HOTEL Kagoshima(城山ホテル鹿児島)」。鹿児島市の中心、標高106mの小高い丘「城山」に立つホテルです。 同ホテルは、錦江湾にそびえる桜島を眺めるには一番のスポット。特に3階の展望露天風呂は、まろやかな天然温泉に浸かりながら雄大な桜島を眺められる極上の空間です。地元鹿児島の食材を生かした料理や、焼き立てパンなど朝食のおいしさも人気の秘密。数々の雑誌やサイトの朝食がおいしいホテルランキングで毎年上位にランクインしています。 冬のお楽しみは、ウインターイルミネーション「光のファンタジーとハピネスの丘」。約17万もの電球が作り出す光あふれる世界が、眼下に広がる鹿児島市内の夜景と相まっていっそうロマンチックな雰囲気を見せてくれます。鹿児島観光の拠点となるおすすめスポットです。
桜島 鹿児島県鹿児島市に位置する「桜島」。周囲約55㎞、海の中にそびえる活火山です。山頂から煙を出す雄大な姿が印象的で、鹿児島のシンボルとしても知られる桜島。有史以来、頻繁に噴火を繰り返してきた力強い自然の生命力は、年間200万人も訪れる観光客を魅了しています。 桜島に到着したら、まずは「桜島ビジターセンター」へ。火山の専門家によるガイドツアーや、カヤックで海中に湧き出す温泉を見るツアー、溶岩でピザを焼いたり、火山灰を使ってアートを制作したりといった桜島ならではのユニークなツアー企画の情報がゲットできます。体力に自信がある方は、ビジターセンター内のレンタサイクルで自転車を借りて、島を1周してみてはいかがでしょうか。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 鹿児島・桜島
鹿児島県立博物館 鹿児島県鹿児島市に位置する「鹿児島県立博物館」。1953年に設立された、鹿児島県の自然を紹介する自然史博物館です。 本館では、鹿児島の海や川、湖沼、山に生存している動植物をジオラマや剥製・標本などを使って展示しています。また、自然を活かした鹿児島の人々の生活も紹介。「ディスカバリールーム」では、実際に展示品に触れて、体感できます。別館では、アロサウルスなどの恐竜化石をはじめとした数多くの化石が展示されています。プラネタリウムも上映されています。 博物館の外に行って自然を観察する科学教室や実験教室を開催。随時企画展も開いており、子供も大人も楽しめるようになっています。
桜島国際火山砂防センター 鹿児島県鹿児島市、桜島に位置する「桜島国際火山砂防センター」。今なお火山活動を続ける桜島の噴火による土石流や、砂防(渓流などにおいて土砂の崩壊や移動を防ぐこと)について学ぶことができる施設です。ほか、館内では桜島の歴史や、これまでに起こった大噴火についても分かりやすく展示・解説しています。 桜島国際火山砂防センターは、展示施設としてだけではなく、土石流や火山の監視、噴火など桜島の災害時の避難施設としての役割も担っています。桜島に住まう人々の生活の安全を守りながら、自然の恐ろしさや壮大さを伝えてくれる唯一無二の施設です。