モエレ沼公園 北海道札幌市東区に位置し、「全体をひとつの彫刻作品とする」をコンセプトに造られた約188万㎡の広大な公園「モエレ沼公園」。「coffee table」で有名なデザイナーであるイサム・ノグチが設計をし、2005年に開園しました。 園内には海の嵐を表現した水の演出を楽しめる「海の噴水」やまるでルーブル美術館のようなガラスピラミッド「HIDAMARI」など、多くのアート作品が点在しています。春には約2,300本の桜が咲き、夏は子供達が遊べる「モエレビーチ」を開放。秋には紅葉、冬にはスキーやクロスカントリーが体験できるなど、四季折々の魅力があるのが特徴です。 自然とアートが融合した不思議な公園に、ぜひ足を運んでみてください。
札幌時計台 札幌の中心にある大通公園から徒歩5分の場所に位置する「札幌時計台」。国の重要文化財に指定、環境庁の「日本の音風景百選」に選定されています。 1878年に、アメリカ出身の教育者「クラーク博士」によって、農学校生徒の訓練や式典を行う「旧札幌農学校演武場」として建てられました。明治時代初期の木造洋風建築の姿が特徴で、レトロな四人掛けの椅子が並ぶ様子はまるで教会のよう。時計台の鐘は現在も毎時間、時刻の数だけ鳴り、昼も夜も休むことなく動力(おもりの力)で動いています。 二階建ての時計台の中では、北海道開拓や当時の農学校の様子などの資料や映像を楽しめます。一階の売店では、ゆるキャラ「とっけくん」のグッズなどの様々なお土産を購入できるもの魅力。 130年以上もの間、北海道・札幌の歴史を見守り続けている時計台。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
- Category: 公園・庭園Area: 札幌市内(定山渓温泉)
玉泉院丸庭園 石川県中部、金沢市に位置する「玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)」。金沢城公園内にある旧大名庭園です。 江戸時代に加賀藩藩主の前田利常氏が、正室・玉泉院の屋敷「玉泉院丸」内に作庭しました。明治時代には金沢城とともに廃絶したものの、5年の歳月をかけて復元、2015年に開園しました。見どころは、休憩所「玉泉庵」から見渡せる庭園の全景です。土地に高低差をつけて、池や橋、県産の松を配置したみごとな風景。冬には松が雪吊りの姿になり、「兼六園」でもおなじみの姿を見せてくれます。また、庭園からは城址の石垣の一部が見えます。擁壁(ようへき)としての役割のほか、石垣を借景として巧みに配置しており、美観の追求がうかがえます。また、抹茶と季節のお菓子が有料でいただけます。 毎週金曜土曜の夜は園内がライトアップ。夕焼けをテーマに、代々の加賀藩主たちが鑑賞した庭園を灯りや雅楽演奏で彩り、昼とはまた違った姿が楽しめます。
- Category: 神社・寺Area: 札幌市内(定山渓温泉)
北海道神宮 北海道西部、札幌市に位置する「北海道神宮」。円山公園内に鎮座する北海道の神社です。 1869年、明治天皇の詔命により創建。北海道の開拓・発展の守護神として、大国魂神、大那牟遅神、少彦名神と、後に増祀された明治天皇の4神を祀っています。また、境内にある末社「開拓神社」は、北海道開拓功労者37柱を祀っています。御朱印は北海道神宮と開拓神社の2種類があり、どちらも神宮の社務所で同時にいただけます。 見どころは春に咲く桜と梅。境内にはエゾヤマザクラ、ソメイヨシノなどの千本以上の桜があります。参拝後は西駐車場近くの「六花亭神宮茶屋店」で休憩をとることも。ほうじ茶と、同店限定焼き餅「判官さま」をいただけます。 毎年6月の「札幌まつり」は、市内各地の山車と平安衣装姿の市民が練り歩くイベント。1,000人以上が歩く壮大なスケールです。同じ札幌の観光名所「円山公園」からのアクセスがよいことから、多くの観光客が見物に訪れ、会場は大いに盛り上がります。
狸小路商店街 北海道札幌市、中心部の約1kmにわたって続く「狸小路商店街」。100年以上の歴史を持つ、北海道にある古い商店街の一つです。 今から150年ほど前の開拓時代に、このあたりに商家や飲食店が立ち並び始めたことに端を発し、1873年ごろに「狸小路」と呼ばれるようになりました。現在では、長いアーケード内には約200店舗が軒を連ね、老舗や新しいショップ、土産店、カラオケなどが入り混じり、多くの観光客が訪れる活気ある商店街に。 毎年夏と冬に行われている「現金つかみどり」や、7月最後の土曜に開催される「ナイトバーゲン」など、趣向を凝らした様々なイベントも魅力です。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 札幌市内(定山渓温泉)
北海道大学植物園 北海道西部、札幌市に位置する「北海道大学植物園」。北海道大学が運営し、北海道の自然史・植物史が学べる植物園です。 1877年、北海道大学の前身「札幌農學校」で教頭をつとめたクラーク博士が、「植物学教育のためには、植物園が必要である」と提言したことから開園。園内の樹木園・自然林・バラ園などに、約4,000種類の植物が栽植されています。また、現役の博物館建築としては国内最古の博物館で、本館をはじめとする6棟の建築群が重要文化財に指定されています。見どころのひとつは、明治期の北海道を舞台にした人気コミック「ゴールデンカムイ」に登場する施設のモデルになった博物館。館内には北海道の野生動物のはく製を多数展示、なかには南極観測隊の一員として海をわたった樺太犬・タロのはく製もあります。ほかにも、絶滅したといわれるエゾオオカミのはく製など、北海道の自然を紹介する貴重な展示物の数々があります。
- Category: 温泉・スパArea: 札幌市内(定山渓温泉)
定山渓温泉 北海道西部に位置し、札幌市街からのアクセス抜群な「定山渓(じょうざんけい)温泉」。豊平川上流部の渓谷に、20軒ほどのホテルや旅館が立ち並んでいます。泉質は無色透明のナトリウム塩化物泉で、体の芯からポカポカになること間違いなし。源泉は56カ所あり、60~80℃の湯が毎分8,600Lも湧き出しています。 周辺は景勝地としても知られ、カッパ伝説が伝わる「かっぱ淵」を眺められる絶景スポット「二見吊橋」や、水力発電所「定山渓発電所」の戻り水が流れ落ちる「白糸の滝」、熱い温泉が流れ落ちる「湯の滝」などの見どころ満載。 大自然の中、ラフティングやカヌー、乗馬などのアクティビティを満喫するのもおすすめ。紅葉の名所としても知られ、特に「舞鶴の瀞(とろ)」は絶景ポイントのひとつ。静かな水面に、燃えるように紅葉した木々が映し出される光景は必見です。
北海道大学 札幌駅から徒歩7分の場所に位置する「北海道大学 札幌キャンパス」。1918年に開校し、「北大」の愛称で親しまれています。 街の中心に位置しながらも、約177㎢の広いキャンパス内では豊富な自然を楽しめると札幌観光の定番スポットに。構内に入ったらまず、インフォメーションセンター「エルムの森」でマップを入手しましょう。マップを見ながら北大を巡っていくと、北大の歴史を学べる「北海道大学総合博物館」や、道内の牛を使った牛トロ丼を味わえる「中央食堂」をはじめとしたスポットを効率よく回れます。 もちろん、北大の美しい自然も必見。北13条通りには70本を超えるイチョウ並木があり、秋には黄色に色づくイチョウに包まれ散策ができます。10月下旬の「北大金葉祭」ではイチョウ並木がライトアップされ、一味違った景色を楽しめます。
元祖さっぽろラーメン横丁 北海道札幌市中央区の歓楽街であるすすきのに位置し、札幌ラーメンの名店が集結する「元祖さっぽろラーメン横丁」。 1951年に誕生した「公楽ラーメン名店街」が発祥で、昨今のラーメンブームの追い風を受け国内外から多くの観光客が訪れています。全17ある店舗は、深夜まで営業しているところも多く、飲み会の締めにも最適。ご当地グルメの「札幌ラーメン」を味わえるほか、辛さを選べる「辛味味噌ラーメン」や二日酔い対策にうれしい「しじみラーメン」などの個性豊かなメニューも提供しています。 徒歩3分ほどのところには「新ラーメン横丁」もあり、こちらも観光名所になっています。
サッポロビール博物館 札幌駅から東へ2kmに位置する、「サッポロビール博物館」。北海道を代表する「サッポロビール」の歴史やビール史の資料を展示する博物館です。北海道遺産に指定されているレンガの建築は、創設当時の明治時代を思わせます。 有料のガイドツアーに参加すると、創業当時の味を復元した「復刻札幌製麦酒」を味わえるプレミアムな体験ができます。レストランではおいしいビールと一緒に北海道名物ジンギスカンやカニ、ジャガイモ料理を味わえます。ビールの知識を深めることや貴重なビールを試飲できる、ビール好きにはたまらないスポットです。
もいわ山展望台 北海道札幌市の中央区に位置する「もいわ山展望台」。標高531mのもいわ山の頂に立ち、「夜景サミット2015 in神戸」で「日本新三大夜景」に認定された札幌の夜景を楽しめると、いま注目を集めています。 特徴は、360度のパノラマビュー。約190万の人口を誇る札幌の街が眼下に広がり、さらにその先の石狩平野や石狩湾、雄大な山々までを望めます。街の光がまるで宝石のように輝く夜景に、心うたれること間違いなしです。 また、山頂にある「幸せの鐘」には「愛の南京錠」を取り付けることができます。ふたりの名前を書くと、そのカップルは絶対に別れないという伝説があるそう。 山頂にはレストランも完備。札幌で一番高い位置にあるレストラン「JEWELS Restaurant」でこだわりのメニューが楽しめます。
- Category: 見学Area: 札幌市内(定山渓温泉)
千歳鶴酒ミュージアム 北海道西部、札幌市に位置する「千歳鶴酒ミュージアム」。札幌の銘酒・千歳鶴を販売する日本清酒が運営する展示施設です。 日本清酒は札幌唯一の酒造会社で、2002年に千歳鶴の酒づくり文化を発信する施設として開館しました。館内には、酒づくりの歴史を紹介する展示コーナーや試飲カウンターがあります。入ってすぐ出迎えるのは、地下150メートルから汲み上げる「仕込み水」コーナー。千歳鶴を醸す、まさに命ともいえる仕込み水が試飲できます。「酒づくり資料展示コーナー」では、ポスターなどの歴代の広告物を通して同社の歩みを紹介。酒造工程は映像で案内しています。「直売店コーナー」は、千歳鶴を原料にした酒粕、お菓子、ミュージアム限定商品を販売。酒粕ソフトクリームが人気で、甘酒がそのままソフトクリームになったようなやさしい甘みです。千歳鶴の各ラインナップも取りそろえていて、入手困難の「大吟醸 千歳鶴 吉翔」などを購入できることもあります。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 札幌市内(定山渓温泉)
北海道開拓の村 北海道西部、札幌市に位置する「北海道開拓の村」。明治から昭和初期頃に、北海道各所にあった歴史的建造物を移築、復元した博物館です。 約54haある広大な村内は、4つのエリアで構成。北海道のきびしい自然に立ち向かい開拓をおこなった人々の歴史を後世に伝えています。「漁村群」エリアは屯田兵屋・開拓兵小屋など北海道独自の住居を展示。「農村群」エリアでは、展示されている船や漁具から、ニシン漁で栄えた歴史が学べます。「山村群」エリアでは、農閑期におこなわれた薪炭づくりの様子を紹介しています。そして、「市街地群」エリアには、旧札幌停車場、旧札幌開拓使札幌本庁舎などの重厚な建築群があり、人気コミック「ゴールデンカムイ」の舞台になっているためファンが聖地巡礼に訪れます。夏の期間には馬車鉄道が、冬には馬そりが園内を走る光景も見どころ。乗車がてら、当時の人々の暮らしに思いをはせてみてはいかがでしょうか。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 札幌市内(定山渓温泉)
北海道博物館 北海道札幌市に位置する「北海道博物館」。森に囲まれたレンガ造りの総合博物館です。館内の展示や企画展を通し、北海道の自然環境・文化・歴史を紹介しています。 メインの総合展示は1階、2階あわせて3,000㎡の広さがあり、ジオラマや映像装置など多様な展示が置かれています。教育にも重点をおき、「はっけん広場」では標本のキットなどを自由に使えるほか、体験型イベントに参加できます。館内ロビーには「ミュージアムカフェ」が併設されており、休憩にもおすすめです。 周辺には「北海道博物館赤れんがサテライト」が立ち、北海道内の博物館の活動を紹介しています。歴史と自然にあふれる北海道で、博物館巡りをしてみてはいかがでしょうか。