弥山 広島県の西部・廿日市(はつかいち)市に位置する「弥山(みせん)」。厳島神社があることで有名な宮島にそびえる標高535mの山です。 山には「紅葉谷コース」、「大聖院コース」、「大元コース」の三つの登山コースが整備。それぞれに、神社仏閣や奇石、壮大な断崖などの見どころが点在しています。麓から中腹までを結ぶロープウェイの利用もオススメですよ。 息を切らしながらたどり着いた山頂に広がるのは、瀬戸内海の絶景。瀬戸内海に浮かぶ島々を一望できます。弥山本堂が建っているなど、古くから信仰と結びつきが深いことがわかります。また、弥山には、原生林が数多く残っていることの特徴です。
大本山大聖院 広島県の西部、廿日(はつかいち)市に位置する「大本山大聖院(だいしょういん)」。 宮島で最古の歴史を持つ寺院です。開基は806年にまで遡ると云われ、厳島神社の別当院としても知られています。大本山大聖院は皇室との結び気付きが強く、豊臣秀吉や伊藤博文をはじめとする権力者ともゆかりがある、格式の高い寺院。観音堂には「十一面観世音菩薩」、本堂である勅願堂には「波切不動明王」を本尊として安置。全国的にも珍しく、2つの仏を本尊としていることが大聖院の特徴です。 日本三景に数えられる宮島において、最大の魅力の一つとされるのが島内最高峰の「弥山(みせん)」からの眺望。大聖院から「白糸の滝」、「仁王門」といった観光地を辿りながら弥山へ登るコースも完備されています。2,000段もの石段を乗り越える必要がありますが、頂上からの絶景は何物にも代えがたい美しさです。