土佐三志士像 高知県の高知市、高知駅前の観光広場「こうち旅広場」に位置する「土佐三志士像」。日本の近代国家への第一歩に大きく尽力した、幕末の志士、武市半平太(たけちはんぺいた)、坂本龍馬、中岡慎太郎の銅像が堂々と並んでいます。 土佐三志士像は、高知でも有数の人気観光スポット。駅前広場という便利な立地ということもあり、記念撮影の場所としても人気です。「こうち旅広場」には志士像の他にも、高知観光情報発信館「とさてらす」や、龍馬の生家セットを再現したスペースなど見どころ満載。観光客向けのイベントも多数開催しており、旅をより充実したものへとサポートしてくれます。 龍馬と中岡慎太郎の像といえば、景勝地として名を知られている「桂浜」も有名。合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
ひろめ市場 高知県高知市に位置する「ひろめ市場」。高知市内の追手筋で毎週日曜に開催される「日曜市」からほど近くにお店を構え、「高知の食が集う場所」として地元民だけでなく多くの観光客が訪れる観光名所となっています。 場内は、高知の有名店舗が集まる屋台村といった雰囲気で、お酒好きな県民として有名な高知県を象徴しているよう。鮮魚店や精肉店、お茶処、土産屋、居酒屋など多種多様な店舗が70ほど集結し、常に多くの人であふれています。 日曜市へ足を運んだ際には、ぜひ帰りに寄って土佐の買い物とグルメを堪能してみてください。
こうち旅広場 高知県高知市の中心、JR高知駅南口より徒歩すぐに広がる「こうち旅広場」。高知県へ観光に訪れたら、まず立ち寄りたいスポットです。 広々とした敷地の中には、高知旅行をサポートする観光情報発信館「とさてらす」が設けられ、宿泊案内や交通チケットの販売、高知県内7地域の観光情報を教えてくれます。 日本人なら誰しもが知っている高知県の英雄、坂本龍馬にまつわる展示もこうち旅広場で実施。NHK大河ドラマ『龍馬伝』で使われた龍馬の生家セットを再現した建物「幕末志士社中」では、和服を着て社中で記念撮影もできます。 ほか、高知こだわりのお土産が並ぶ「とさ屋」や、土・日曜、祝日にはイベントステージでさまざまなショーが開催されるなど、見どころ満載のスポット。高知旅行に訪れたらぜひ足を運んでみてください。
高知ホエールウォッチング宇佐 高知県土佐市に位置する「高知ホエールウォッチング宇佐」。「海の貴婦人」とも呼ばれる体長12~15mのニタリクジラと遭遇できるホエールウォッチングを開催しています。 1日3回、1回5時間かけて野生のニタリクジラやイルカに会うホエールウォッチング。ベテラン漁師が船長を務める船に乗り、ガイドの案内や説明を聞きながら壮大な海の上でのんびりと過ごす時間は大人も子供も大満足な非日常体験になること間違いなし。穏やかな性格のニタリクジラは船の周りを泳いだりお腹を見せたりと船が近づいても警戒しないため、間近で自然の姿を見ることができます。 ホエールウォッチングはいずれも最少催行人数が6名。遭遇率の高い8〜9月や、休日の参加がおすすめです。 「宇佐しおかぜ公園」内に立つ受け付け場所では、クジラモチーフのお土産も多数販売していますので、ホエールウォッチング参加の際はぜひチェックしてみてください。 (写真提供:高知ホエールウォッチング宇佐)
日曜市(高知県) 高知県の高知市で、毎週日曜日に開催される「日曜市」。高知城やひろめ市場の近くにある追手筋(おうてすじ)で行われる街路市です。 日曜市の歴史は古く、1690年より始まったといわれています。全長約1㎞にわたってお店が並んでおり、その長さは街路市のなかで日本一。高知で作られた農作物が中心に並びますが、惣菜、植木、土佐刃物などさまざまな品を購入でき、思わぬ掘り出し物が手に入ることも。市ならではの活気も魅力のひとつで、気さくなお店の人との会話を楽しみながらお買い物をするのが醍醐味です。 食べ歩きグルメも充実しており、高知の食文化をその場で体験できます。朝早くから夕方まで開催していますが、人気のものは早くに売り切れる可能性も。午前中のお出かけがおすすめです。
高知城 高知県高知市の中央部に位置する「高知城」。関ヶ原の戦いで功を成した山内一豊(かつとよ)が、徳川家康から土佐一国を与えられ築城しました。 コンパクトながら、天守閣をはじめ本丸や追手門などの立派な造りはまさに「南海の名城」。江戸時代、260年の長きにわたり歴代藩主が暮らした姿そのままで保存されており、当時の様子が目に浮かびます。 敵が来襲した際に、石や湯水を落とした「石落とし」や突入の勢いをそぐために入口と出口を筋違いに作った「詰門(きつもん)」など、興味深い建築が点在。 毎週日曜に追手門の前で開かれる市場も、江戸時代から続く伝統行事です。飛び交う土佐弁に旅情をくすぐられます。 四季折々のイベントも魅力。春の桜の時期の「花回廊」や夏の「縁日横丁」、秋に名月を鑑賞する「秋のお城まつり」などにもぜひ訪れてみてくださいね。
宇佐しおかぜ公園 高知県土佐市に位置する「宇佐しおかぜ公園」。高知市内から車で約20分で到着する、入り口に大きな親子クジラのモニュメントが立つ公園です。 公園に面する土佐湾にはクジラが生息し、ホエールウォッチングが盛んに行われています。そのため、宇佐しおかぜ公園はホエールウォッチングの船が発着する港でもあります。 ドライブの休憩場としてはもちろん、屋根の着いた休憩スペースでは、夏になるとバーベキューを楽しむ人たちの姿も。 8月には大漁祈願祭・海難者慰霊祭から誕生した「宇佐港まつり」が開催されます。よさこい鳴子踊りや豊年を願う江島踊りといったイベントが催され、夜は花火大会で盛大にフィナーレを飾ります。
桂浜 高知県高知市、太平洋に面して広がる「桂浜」。龍頭岬と龍王岬という2つの岬の間に弓状に広がる砂浜です。 紺碧の海に白砂、そして茂る緑の松は風光明媚そのもの。月の名所として知られ、古くから歌人や文豪にその情景が歌われてきました。中秋の名月の日には、毎年観月会が開かれ、浜辺でごちそうを広げて月見酒を楽しむそう。 土佐出身の幕末の志士である坂本龍馬が最も愛した場所としても知られ、龍馬像が太平洋に向かって立っています。毎年開催されるイベント「龍馬に大接近」、銅像の横に高さ13mのやぐらを組み、龍馬と同じ目線で海を見渡すことができます。また、山手にある「坂本龍馬記念館」には忠実に再現された「近江屋」や龍馬直筆の手紙、坂本家の模型などがあり、全国から龍馬ファンが集います。
オーテピア 高知県高知市、追手筋(おおてすじ)に位置する新図書館複合施設「オーテピア」。「高知県立図書館」と「高知市立市民図書館(本館)」合同で改装リニューアルし2018年7月に誕生。図書館と科学館を含む複合施設です。 1階に「オーテピア高知声と点字の図書館」、2~4階に「オーテピア高知図書館」、5階に「高知みらい科学館」が入り、学びを深められる場として子供から大人まで多くの人たちが日々足を運んでいます。 科学館ではプラネタリウムのほか、「高知の科学・ものづくりゾーン」「高知の自然と生きものゾーン」「宇宙・地球・科学体験ゾーン」3エリアの常設展示も行われています。サイエンスショーや実験・体験なども随時開催しており、見て・触れて学べる科学館となっています。 館内には食べ物持ち込み可の休憩スペースを設けているため、追手筋で毎週日曜に開かれる「日曜市」で購入したものを持ち込み休憩することも可能です。
高知市立 龍馬のうまれたまち記念館 高知県、高知市の上町に位置する「高知市立 龍馬のうまれたまち記念館」。坂本龍馬の生涯や彼が生まれ育った町の文化を紹介する博物館です。 その人柄やスケールの大きな活躍により現在も多くの人を魅了し続けている幕末の志士、坂本龍馬。彼が生まれ育った上町にある記念館では、パネル展示の他にもデジタル技術を駆使した映像など、ユニークな展示を展開。龍馬の生い立ちや、龍馬を育てた町の気風を楽しく学べます。なかでも人気なのが、2階に設けられたバーチャル4面シアター。360°スクリーンに映し出される町並みや人々に囲まれて、龍馬の生きた時代にタイムスリップした気分を味わえます。 木造、漆喰、銅版張りのすっきりとした建物が並ぶ上町の街並みも魅力のひとつ。「高知城」や「はりまや橋」といった人気のスポットからもほど近く、高知に行く際にはぜひ訪れたいスポットです。
はりまや橋 高知県高知市の市街地にある「はりまや橋」。朱色の欄干の小ぶりな橋は、「よさこい節」にもうたわれる高知市のシンボルです。 江戸時代初期、豪商「播磨屋」が堀川を挟んで商売をしていた「櫃屋(ひつや)」との往来のためにかけた私設の橋が由来。その橋が僧侶「純信」と娘「お馬」の叶わぬ恋の話にちなんで「土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た」というフレーズがうたわれ、人気を博しました。 堀川の埋め立てや、交通網の発達による路面整備などで架け替えられること数回。現在の「はりまや橋」は、江戸期の「はりまや橋」のイメージに基づいて再現したもので、周囲は「はりまや橋公園」として整備されています。 橋の東側の「からくり時計」も見どころ。1時間に1度、時計から高知城や坂本龍馬、よさこい連とともに「はりまや橋」が登場します。
龍馬の浜茶屋 高知県、高知市の浦戸、桂浜に位置する「龍馬の浜茶屋」。桂浜公園内にあるお土産物屋です。 店内には、カツオ、あおさ、柚子といった高知の名産品やお土産がズラリ。数ある商品のなかでも人気なのが、龍馬の名がつくお菓子です。和と洋のいいところを取り入れた洋風まんじゅう「竜馬がゆく」や、浜茶屋オープン記念で作られた桂浜限定販売の「りょうま大福」など、ここでしか買えないお土産がたくさんあります。 龍馬の浜茶屋が位置する桂浜公園は、「坂本龍馬記念館」「坂本龍馬像」「桂浜水族館」といった人気の観光スポットが目白押し。周辺を巡ったあとにお土産探しや休憩所として、ぜひ利用したいスポットです。
龍馬生誕地の碑 高知県、高知市の上町に位置する「龍馬生誕地の碑」。幕末の志士・坂本龍馬の生誕地に立つ記念碑です。 土佐電鉄の路面電車が通る大通りに建つ大きな石碑。ビルの間に挟まれた立地にありながら、圧倒的な存在感を誇ります。まるでそこに龍馬が立ち、現代の日本の様子を面白おかしく眺めているよう。石碑の前には龍馬の肖像画の入ったモニュメントとベンチがあり、記念撮影の絶好スポットとなっています。徒歩圏内には「龍馬の生まれたまち記念館」や立派な銅像のある「龍馬郵便局」があり、周囲はまさに龍馬尽くし。ファンなら必ず訪れたい、上町の人気観光スポットです。 毎年龍馬の誕生日に開催される「龍馬生誕祭」では、この生誕地の碑前から提灯行列が出発。よさこい踊りで龍馬の誕生を祝う地元の人々を見れば、龍馬がこの町に今も愛されていることを体感できます。
高知県立 坂本龍馬記念館 高知県高知市の浦戸、桂浜に位置する「高知県立 坂本龍馬記念館」。幕末に活躍し、現代においても絶大な人気を誇る志士のひとり、坂本龍馬の記念館です。 青い空と白い砂浜に映えるモダンな建物は本館と新館の2棟からなり、2018年にリニューアルされたばかり。新館の常設展示室には、親しかった姉・乙女へあてた手紙から、思想の全てを盛り込んだ海援隊規約など、充実した資料が並びます。本館2階へ足を運べば、龍馬が生まれ育った土佐時代から近代の幕開けまで、江戸、長崎、京都と日本各地を飛び回った龍馬の足跡をその時々の詳細な資料を参考に追うことができます。 じっくりと龍馬の生涯を追体験した後は、屋上の休憩スペースへ。ここから眺める太平洋の大海原は隠れた絶景スポットです。海を眺める休憩スペースは館内にもあるため、違った景色を楽しむこともできます。
大平商店 高知県高知市に本社を置く、サツマイモに衣をつけて揚げた高知の名物グルメ「いも天」で有名な企業。いも天製造販売およびいも天に関連する通販業務を手がけています。軽食やおやつとしてはもちろん、ビールや日本酒との相性もばっちりのいも天は、揚げたての状態で食べるのがおすすめです。 サクサクとした衣やサツマイモのほろほろとした食感、甘さと塩味の絶妙なバランスがくせになる大平商店のいも天。50年以上の歴史を持つ秘伝の衣と新鮮なサツマイモで作るいも天は、「1日2万個完売」とうたわれるほどの人気を誇ります。 特に露店が軒を連ねる日曜市では、ほかの高知名物と一緒にいも天を味わう人も多く、お店の前に行列ができている様子もよく見られます。日曜市以外の購入場所としては、木曜市の露店、農産品直売所「とさのさと」や商店街「ひろめ市場」内の常設店舗があります。 近年はいも天のアレンジ商品「いも天アイス(とさのさとアグリレット店・ひろめ市場店限定)」や、自宅でいも天を味わえる「いも天粉」「冷凍いも天」などの新商品も続々登場。不定期で高知県外での出張販売も行っているため、ぜひ公式SNSで最新情報のチェックを。 (写真:大平商店) (公開日:2024/12/24 最終更新日:2024/12/24)