- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 福山・尾道
広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム) 福山市の中心部にある「広島県立歴史博物館」では主に瀬戸内海の歴史や文化について展示しています。その中でも鎌倉から室町時代にかけて存在したとされる「草戸千軒町」が紹介されています。この草戸千軒町は昭和に発掘されたばかりで、未だ謎が多く残っている幻の古代都市です。 (投稿日:2018/07/12、最終更新日:2023/12/27)
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平山郁夫美術館 生口島(広島県尾道市瀬戸田町)出身の日本画家・平山郁夫(1930〜2009)による絵画作品を収蔵・展示する美術館です。美術館が位置するのは、平山が少年時代を過ごした同地。木材を多用した館内は、平山の画業におけるテーマ「平和の祈り」に通じるぬくもりを感じさせます。 平山郁夫美術館の建物は、両国国技館などの設計で知られる建築家・今里隆によるもの。造園家・中島健氏とともにデザインした庭園は、ひょうたん島を中心に瀬戸内海の風景を表しています。ロビーで来館者を迎えるのは、平山の代表作「仏教伝来」の原寸大陶板画です。 館内の主な展示室は三つ。各展示室では、幼少年期の作品から屏風などの大作までをじっくり鑑賞することができます。スクリーンを備えたハイビジョン室では、作品や制作にまつわる番組を上映。館内のミュージアムショップやティーラウンジ「喫茶オアシス」は、だれでも利用可能です。 平山は自身の被爆体験から「平和を祈る作品を残したい」と、仏教やシルクロードゆかりの作品を多く残しました。僧侶や釈迦を題材とした「仏伝シリーズ」と、インドへの旅路やキャラバンを題材とした「シルクロードシリーズ」は平山の代表作です。柔らかなタッチで描かれた平山の作品には、どれも平和への願いが込められています。 (写真:平山郁夫美術館) (公開日:2024/8/15 最終更新日:2024/8/15)