津山城 岡山県の北部、津山市の中心にある国の重要文化財、「津山城」。江戸時代初期に創建された歴史ある城です。津山城は、本能寺の変において織田信長と共に討ち死にした森蘭丸の弟・忠政が、およそ13年の歳月をかけて築城。 明治時代の廃城令によって建造物は取り壊されてしまいましたが、唯一残された壮大な石垣が当時の趣を感じさせます。見どころは、全国の城の中でも最大級の櫓(やぐら)。敷地内には60もの櫓があり、「備中櫓」と呼ばれる櫓では、畳の間や茶室が公開されています。 城跡を含む公園は、「鶴山(かくざん)公園」。桜の名所として知られ、毎年4月にはさくらまつりが催されて、大勢の花見客が訪れます。城の入り口付近には「津山観光センター」があり、グルメやお土産が充実。レストランでは地元B級グルメ・ホルモンうどんが堪能でき、お土産売り場では地元の特産品や梅ジャム、「初雪」という甘みのあるおかきなどが販売されています。