岩鋳鐵器館 岩手県中部に位置する「岩鋳鐵器館(いわちゅうてっきかん)」。 400年の歴史を持つ伝統工芸品「南部鉄器」のテーマパーク型の工場です。県内一の品揃えを誇る展示ギャラリーや、鉄器の製造工程を間近に見学することができます。 運営は、製造販売元である株式会社岩鋳。1902年の創業以来、南部鉄器を一貫生産しているメーカーです。年間100万点にもおよぶ製品が国内・海外に流通しています。 ショップには、伝統的な鉄瓶(やかん)だけでなく、フライパンやお鍋、カラフルな急須など普段使いできる商品もずらり。古き良き伝統を受け継ぎながらも、現代の暮らしになじむそのデザインは、「IWACHUブランド」として海外でも愛されています。使うほどに味が出る一生ものの鉄器を、お土産に購入してみてはいかがでしょうか。 (写真提供:株式会社岩鋳)
旧岩手銀行 岩手県の中部、盛岡市に位置する「旧岩手銀行」。赤レンガ造りの姿が特徴で、国の重要文化財に指定されている建物です。 1911年に盛岡銀行本店として建設され、2012年に銀行としての営業が終了しました。その後保存修理工事がされ、現在では多目的ホールおよび当時の館内の様子や歴史を学べる施設となっています。設計は、東京駅の設計をしたことでも有名な辰野金吾(たつのきんご)氏によるものです。 毎年多くのイベントが開催されている旧岩手銀行。コンサートや写真展、盛岡の偉人について楽しく学べる授業や木工・陶芸・布物・アクセサリー等が販売されるクラフト市などが催されています。