- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 水戸・大洗
水戸芸術館 水戸芸術館は、1990年に創設された高さ100メートルの塔をシンボルとする建物。クラシックの演奏に最適な音響設備を持つ音楽ホール「コンサートホールATM」、劇公演のために最適化された劇場「ACM劇場」、大きさや照明がそれぞれ異なる9つの展示室で構成された「現代美術ギャラリー」という音楽、演劇、美術の各分野がそれぞれの施設で独立した活動を行う専用空間で構成された複合文化施設です。 エントランスにはパイプオルガンが設置されており、週末には無料のコンサートが開かれています。また建物に施された工夫や隠された機能などをガイドの説明と共に回れる館内見学ツアーや市民向けのワークショップも行われています。 (投稿日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/19)
弘道館 茨城県の中央部、水戸市に位置する「弘道館」。江戸時代に開かれた藩校で、当時は日本一の面積105,785㎡を誇りました。「日本100名城」のひとつ、水戸城の三の丸にあたる建造物です。 弘道館は、水戸藩主である徳川斉昭(とくがわなりあき)が1841年に開設。外国に攻められても国を守れる人材を育成するため、藩士やその子どもに対して学問や武芸を教えていました。江戸幕府15代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)も、5歳から11歳まで学んだといわれています。1868年に起きた弘道館の戦いで多くが焼失し、正門柱には今も弾痕が残ります。正門、正庁、至善堂は国指定重要文化財で、当時の教育の様子や歴史を学ぶことができます。 敷地内には約60品種800本もの梅の木があり、水戸にある日本庭園「偕楽園(かいらくえん)」と並び、梅の名所として有名です。毎年2月から3月には「梅まつり」が開催されます。