新潟の桜の名所や穴場を13カ所紹介します。2025年の新潟の開花予想日は4/7、満開予想日は4/12（＊）。
新潟の桜は4月に見頃を迎える場所が多く、3月下旬から花見の計画を立てるという人にもおすすめです。
この記事で、ライトアップや各地の見頃情報を逃さずキャッチし、美しい桜並木やドライブにうってつけの名所へ出かけましょう。
※本記事に掲載の情報は2025年3月24日時点のものです。諸事情により変更となる場合がありますので、お出かけの際は各公式サイト等で最新の情報をご確認ください
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【新潟の桜名所】穴場でまったりと花見を
まずは、主に地元の人たちから親しまれている桜名所を紹介します。
新潟県内は車移動がおすすめの桜名所も多いですが、穴場の中には市街地の駅から徒歩5分以内のものも。
知る人ぞ知る桜並木や花見ドライブスポットで、のんびりとお花見を楽しみましょう。
（新潟市）花見ドライブにも「鳥屋野潟公園」
水辺を取り囲む桜並木
新潟市中央区、市街地に広がる大きな水域「鳥屋野潟（とやのがた）」。冬には4000羽以上のハクチョウが訪れることで有名です。
また、春になると湖畔沿いに約2000本のソメイヨシノが咲き誇り、周囲の道路をドライブしながら花見を楽しむ市民の姿も少なくありません。
そんな鳥屋野潟一帯に広がる県立公園が鳥屋野潟公園です。園内は二つのエリアに分かれており、鳥屋野潟の北に位置する「女池（めいけ）地区」は6.6ヘクタール、南西の「鐘木（しゅもく）地区」は14.4ヘクタールと、どちらも広い敷地を有します。
桜が見頃を迎える4月上旬～4月下旬には、桜並木の中に新潟名物「ぽっぽ焼き」屋台が出現。ぽっぽ焼き片手に湖畔沿いを歩いて花見をするのも良いですし、鳥屋野潟公園の鐘木地区「花見広場」でピクニックがてら花見を楽しむのも良いでしょう。
【鳥屋野潟公園】
●住所：新潟県新潟市中央区鐘木451
●2025年の開花予想日：4月8日(火)
●2025年の満開予想日：4月12日(土)
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：開花に合わせて実施
●ライトアップ時間：18:00～24:00
●公式サイト：鳥屋野潟公園
●アクセス：
新潟バイパス（8号線）[桜木IC]から車で約3分
新潟バイパス（8号線）[女池IC]から車で約5分
磐越自動車道[新潟中央IC]から車で約5分
女池愛宕行き[新潟駅]バス停から約15分、[野球場・科学館前]バス停下車、徒歩約8分
女池愛宕行き[万代口バスターミナル8番乗り場]から約25分、[野球場・科学館前]バス停下車、徒歩約8分
（新潟市）広い視界と美しい稜線「上堰潟公園」
開放感ある明るい公園
1年を通して多くの登山者が訪れる、標高481.7mの角田山。その角田山の麓に広がるのが、上堰潟（うわせきがた）公園です。
広い公園内には、1周2kmの遊歩道と11ヘクタールの湖、ログハウスの休憩所やバーベキュー施設、子ども向けの遊具などがあります。
春には、花を咲かせた桜の木450本と、菜の花との共演にひかれ、例年の見頃4月上旬から中旬にかけて地元の人が多く花見に訪れます。
公園の周囲には、角田山のほかに視界を遮るものもないため、四季折々の景色を楽しみながらのびのびと散歩ができますよ。
【上堰潟公園】
●住所：新潟県新潟市西蒲区松野尾1番地
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：2025年4月11日(金)〜4月13日(日)
●ライトアップ時間：18:00〜21:00（初日のみ18:45〜）
●公式サイト：上堰潟公園
●アクセス：
JR越後線[巻駅]より車で15分
北陸自動車道[巻潟東IC]より車で25分
（新発田市）日本一の桜並木を復元「加治川堤桜」
1915（大正4）年に加治川堤に桜が植栽され、当時「加治川長堤十里の桜並木といえば日本一、世界一」ともいわれました
新潟市の北側、車で約30分の新発田市は、昔からの名湯「月岡温泉」や新発田城で有名。柴田の市街地からもう少し北に進むと、桜名所として地元で有名な加治川堤があります。
現在は2000本の見事な桜並木をみることができますが、もともとここには6000本の桜が植えられていました。
しかし1966（昭和41）年の水害で堤は崩壊し、惜しくもその美しい景観は失われてしまいます。後年、地元住民らの名勝復元を希望する声を受け、現在はその復元作業中。
道半ばではありますが、遠くまで続く満開の桜トンネルに魅了され、毎年多くの地域住民が加治川堤に足を運びます。
4月上旬～4月中旬頃の開花時期に合わせて、夜間ライトアップや各種イベントも実施。ぜひそんな歴史背景に思い馳せながら、加治川堤の桜トンネルをくぐってみてはいかがでしょうか。
【加治川堤】
●住所：新潟県新発田市真野原外463-1
●2025年の開花予想日：4月11日(金)
●2025年の満開予想日：4月15日(火)
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：2025年3月28日(金)～4月15日(火)
●ライトアップ時間：18:00～21:00
●公式サイト：加治川堤桜
●アクセス：
JR羽越本線[新発田駅]より車で40分
新新バイパス[聖籠IC]より車で15分
（長岡市）駅近の桜名所「福島江」
ボリューム満点の桜が青空に映えます
長さ約27kmもの水路、福島江（ふくしまえ）。1651（慶安4）年の通水以来、長岡市はもちろん、見附市や三条市をはじめ近隣町村の農地に水を運んでいます。
JR[長岡駅]から徒歩5〜10分ほどの住宅地の中にある福島江沿いには、春になると約400本もの桜が咲き誇ります。晴れた日の散歩にはうってつけですよ。
ライトアップされた福島江の桜
例年4月上旬〜中旬頃に見ごろを迎える福島江の桜。川面に覆い被さるようにして咲く花が美しいと、地元でも評判です。夜にはちょうちんが灯り、夜桜を眺めて過ごすこともできます。
【福島江】
●住所：新潟県長岡市台町1～福住3
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：2025年3月28日(金)～開花期間中
●ライトアップ時間：17:30分～20:30
●公式サイト：福島江｜新潟県
●アクセス：
JR信越本線[長岡駅]より徒歩で3分
関越自動車道[長岡IC]より車で20分
（胎内市）知る人ぞ知る「乙宝寺」
ぼんぼりと桜を辿って本堂へ
新潟県の北部に位置する胎内市。豊かな自然環境を生かしたスキー場やリゾートホテル、キャンプ場などの観光施設が、近年ひそかに人気を集めています。
地元で桜の名所として知られるのは、時の天皇の勅命により736（天平8）年に開山された乙宝寺（おっぽうじ）。1200年もの歴史を持つ、胎蔵界大日如来・阿弥陀如来・薬師如来の三尊をまつる古刹です。
乙宝寺の桜の見頃は4月上旬。毎年桜の開花時期になると、本道に続く山道には赤いぼんぼりが立ち並び、夜はライトアップも行われます。
境内の至る所で桜が見られますが、特に注目したいのは本道横に咲く胎内市の指定文化財「きのとざくら」。花が咲くと同時に葉が生い茂る珍しい品種で、垂れ下がる大輪の桜が特徴です。
【乙宝寺】
●住所：新潟県胎内市乙1112番地
●ライトアップ：あり（例年）
●ライトアップ期間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●ライトアップ時間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●公式サイト：乙宝寺
●アクセス：
北陸自動車道・日本海東北自動車道・磐越自動車道[新潟中央JCT]より日本海沿岸東北自動車道に入り、車で約40分
JR[新潟駅]より「特急いなほ」に乗車しJR[中条駅]下車、タクシーで約20分
【新潟の桜名所】県内外から人気を集める
次に「新潟のお花見といえばここ！」と言える、定番の人気スポットを紹介します。
毎年多くの人で賑わう桜名所で、夜桜ライトアップや桜まつりを楽しんでみませんか。
（上越市）新潟一の知名度「高田城址公園」
三重櫓と桜
1610（慶長15）年、徳川家康の六男・松平忠輝公の居城として造られた高田城。現在は、復元された三重櫓（やぐら）と極楽橋を残し、城の跡地は約50ヘクタールの公園として整備されています。
公園内には約4000本の桜が植えられ、春には多くの花見客が訪れる県内一の桜名所・高田城址公園。満開の桜が3000個ものぼんぼりに照らし出される姿は美しく、「日本三大夜桜」の一つにも数えられます。
ライトアップされた高田城址公園の桜
例年の見頃は4月上旬〜中旬。毎年この時期には、桜祭り「高田城址公園観桜会」が開催されると、公園内にはご当地グルメを販売する屋台が立ち並び、桜のライトアップが実施されます。
2025年の高田城址公園観桜会は、3月28日(金)〜4月13日(日)まで。全国的にも有名な桜名所で、ぜひご当地グルメや地酒を味わいながらの花見をお楽しみください。
【高田城址公園】
●住所：新潟県上越市本城町44-1
●2025年の開花予想日：4月7日(月)
●2025年の満開予想日：4月12日(土)
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：3月28日(金)〜4月13日(日)
●ライトアップ時間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●公式サイト：高田城址公園
●アクセス：
北陸新幹線[上越妙高駅]からタクシーで約10分
えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン[高田駅]から徒歩約15分
頸城バス[高田城址公園]バス停下車、徒歩約1分
北陸自動車道[上越IC]から車で約10分
上信越自動車道[上越高田IC]から車で約10分
（上越市）まるで絵画のよう「松ヶ峯周辺の桜」
水面に映る桜と妙高山（写真：［公社］新潟県観光協会）
本州の日本海側のほぼ中央、新潟県の南西部に位置する上越市。上越市の約7割を占める中山間地域の中に、「新潟景勝百選」に選出された桜の名所があります。
約1500本の桜が彩るのは、日本百名山の一つ「妙高山」の麓、農業用ため池としてつくられた人口池「松ヶ峯池」周辺。春には満開の桜と残雪の妙高山が望め、県内外から写真家が訪れる人気スポットです。
桜の見頃時期は4月中旬～4月下旬。同時期には夜間ライトアップも実施されます。
付近には、遊園地やゴルフ場をはじめとした、娯楽・宿泊施設を備えた妙高サンシャインリゾートも。ぜひ花見ついでにお立ち寄りください。
【松ヶ峰】
●住所：新潟県上越市中郷区江口（県道360号線、妙高サンシャインランド付近）
●ライトアップ：あり（例年）
●ライトアップ期間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●ライトアップ時間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●公式サイト：松ヶ峯周辺の桜
●アクセス：
トキ鉄・妙高はねうまライン[関山駅]より徒歩で35分
上信越自動車道[中郷IC]より車で7分
（燕市）豪華なおいらん行列「大河津分水桜並木」
桜並木の奥に信濃川大河津史料館を望む（写真：［一社］燕市観光協会）
日本一の水量を誇る信濃川。その流れをコントロールし、水害から人々を守っているのが堰（せき）・大河津分水です。
工事に携わった人々への感謝をこめ、堤防に植樹された2600本の桜並木は「日本さくら名所100選」に選出されています。
桜の時期になると、地元では毎年盛大に「つばめ桜まつり」を開催。地域一丸となってつくり上げる祭りの見どころは、やはり「分水おいらん道中」です。
おいらん道中の様子と、燕市のゆるキャラ「きららん」（写真：［一社］燕市観光協会）
春の陽気の下、おいらん役3人と付き人60人以上の大行列が、川沿いの桜並木の前を歩く姿は風情たっぷり。見物しながら、屋台やほかのイベントも楽しみましょう。
2025年のつばめ桜まつりと夜桜ライトアップは3月21日(金)～4月20日(日)開催予定。分水おいらん道中は4月13日(日)12:00〜開催予定です。
【大河津分水桜並木】
●住所：新潟県燕市五千石地内
●2025年の開花予想日：4月9日(水)
●2025年の満開予想日：4月14日(月)
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：2025年3月21日(金)～4月20日(日)
●ライトアップ時間：18:00〜22:00
●公式サイト：大河津分水桜並木
●アクセス：
JR越後線[分水駅]より車で約5分
北陸自動車道[中之島見附IC]または[三条燕IC]より車で約25分
（五泉市）花の公園「村松公園」
村松公園の桜並木
1906（明治39）年に日露戦役記念として造られた村松公園。四季折々の花が美しいことから、現在では「花の公園」として多くの県民から親しまれています。
公園内は愛宕山を中心に、遊歩道や展望台が整備され、子ども向けの遊具も充実。春には約3000本の桜が咲き誇り、その光景は「日本さくら名所100選」に選出されるほどです。
水鏡に映る桜が綺麗ですね
毎年4月には「さくら祭り」が開催され、公園内に屋台が立ち並ぶほか、夜間ライトアップも実施。レジャーシートを敷いて花見を楽しむ人々の姿も多く見られます。
例年の見頃は4月中旬。祭り期間中は、村松公園付近で交通規制を実施し、駐車場も有料となるのでご注意ください。
【村松公園】
●住所：新潟県五泉市愛宕甲2631-1
●2025年の開花予想日：4月10日(木)
●2025年の満開予想日：4月14日(月)
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：2025年3月29日(土)～4月13日(日)
●ライトアップ時間：18:00〜21:30
●公式サイト：村松公園
●アクセス：
JR磐越西線[五泉駅]より車で15分
磐越自動車道[安田IC]より車で25分
（弥彦村）パワースポット「弥彦公園」
「おやひこさま」として親しまれる、弥彦神社の外苑の役割をもちます（写真：弥彦観光協会）
JR弥彦線の開通を機に、1918（大正7）年に造られた弥彦公園。広さ約4万坪の敷地内には、紅葉の名所として有名な「もみじ谷」や朱色の観月橋、四季折々に咲き誇る花々など、風光明媚な景観が広がります。
桜の名所としても有名で、4月はソメイヨシノ、5月初旬にかけては八重桜と、花期も長く、稀少な里桜も見ることができます。
ライトアップされた弥彦公園の桜（写真：弥彦観光協会）
毎年春には村内の駐車場がいっぱいになるほど多くの人が花見に訪れます。例年の見頃時期4月上旬～4月下旬には、桜まつりが開催され、夜間の桜ライトアップも実施。
弥彦村内の「おもてなし広場」や「神社脇駐車場」前の売店もお見逃しなく。眺望の良い隠れ家カフェや、名物「パンダ焼き」、銘菓「雲がくれ」など、桜以外の弥彦の魅力も感じてみて。
【弥彦公園】
●住所：新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦667-1
●2025年の開花予想日：4月7日(月)〜
●2025年の満開予想日：4月12日(土)〜
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：2025年3月29日(土)〜4月13日(日)
●ライトアップ時間：18:00〜21:00
●公式サイト：弥彦公園
●アクセス：
JR弥彦線[弥彦駅]より徒歩で約1分
北陸自動車道[三条燕IC]より車で約25分
【新潟の桜名所】美しいライトアップで風流に
最後は、昼間はもちろんです、夜間のライトアップが美しい桜名所を紹介します。
首都圏から１時間程度でアクセス可能な場所もあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
（新潟市）市街地の桜名所「りゅーとぴあ」
施設名は「柳都（りゅうと）」と「ユートピア（理想郷）」をかけたもの
新潟市の中心部、信濃川に面したりゅーとぴあは、コンサートホール・劇場・能楽堂の3つのホールなどを備える新潟市民芸術文化会館。
りゅーとぴあの特徴は、周囲の自然景観と融合した開放的な建築です。ガラス張りの壁面のほか、近隣施設までのびる遊歩道や空中庭園では四季折々の風景を楽しむことができます。
昼間の風景
特に桜名所として有名なのは空中庭園。起伏に富む石造りの遊歩道沿いには、広い芝生や人工池が広がり、その合間を縫うように桜の木が立ち並びます。例年の見頃は4月中旬～5月上旬。
見頃時期には観桜会やライトアップが行われ、平日の夜も花見客でにぎわいます。
桜の下でシートを広げてピクニックをしたり、遊歩道を歩いてそのまま信濃川堤防「やすらぎ堤」桜並木に足を伸ばしたり。思い思いの花見時間を過ごしてくださいね。
【りゅーとぴあ】
●住所：新潟県新潟市中央区一番堀通町3-2
●ライトアップ：あり（例年）
●ライトアップ期間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●ライトアップ時間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●公式サイト：りゅーとぴあ
●アクセス：
萬代橋ライン（BRT）青山方面行[市役所前]バス停下車、徒歩約5分
関越自動車道・磐越自動車道[新潟中央IC]より車で約20分
（南魚沼市）名将の軌跡を感じる「銭淵公園」
水に反射するしだれ桜と光が雰囲気抜群です
東京から新幹線で、約1時間半で訪れることができる南魚沼市。名将・上杉景勝や直江兼続ゆかりの名所、霊峰・八海山などで知られる六日町地区には、桜の名所「銭淵（ぜにぶち）公園」があります。
公園内には、池を中心に遊歩道や芝生広場などが整備され、休日は親子連れに加え、散歩やジョギングをする人々の姿も。石張りの堀を越えて公園内に入ると、四季折々の花が目を楽しませてくれます。
桜が見頃を迎える4月上旬〜下旬には、桜祭り「観桜会」が開催され、マルシェ出店や夜間ライトアップなどが実施されます。池の周囲を彩る夜桜は、背後の坂戸山（さかどやま）も相まって迫力がありますよ。
【銭淵公園】
●住所：新潟県南魚沼市坂戸
●ライトアップ：あり
●ライトアップ期間：2025年4月6日(土)〜21日(日)
●ライトアップ時間：日没〜21:00
●公式サイト：銭淵公園
●アクセス：
関越自動車道[六日町IC]から車で約5分
JR上越線[六日町駅]から車で約5分
（湯沢町）しだれ桜が池を囲む「湯沢中央公園」
池の淵で揺れるしだれ桜
周囲360度を山に囲まれたコンパクトな町、湯沢町。11のスキー場を有し、冬にはスキーをはじめとしたスノーアクティビティーを目当てに、県内外から多くの観光客が訪れます。
そんな湯沢町で、グリーンシーズンの遊び場として知られるのが「湯沢中央公園」です。約21.9ヘクタールもの広大な敷地には、陸上競技場、野球場、テニスコートなど、さまざまなスポーツフィールドを備えます。
4月中旬～4月下旬にかけて、ベニヤマザクラ・しだれ桜・ソメイヨシノなど、公園全体に約400本の桜が咲き誇ります。同時期には夜間ライトアップも行われるため、夜桜を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。
特に桜の名所として人気なのは、カルチャーセンターすぐ裏のひょうたん池周辺。池にかかる赤い橋が、水面に向かって頭を垂れるしだれ桜を引き立てます。
【湯沢中央公園】
●住所：新潟県湯沢町神立628-1（湯沢カルチャーセンター）
●2025年の開花予想日：4月17日(木)
●2025年の満開予想日：4月23日(水)
●ライトアップ：あり（例年）
●ライトアップ期間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●ライトアップ時間：2025年の詳細は確認できていません（3月24日時点）
●公式サイト：湯沢中央公園
●アクセス：
JR[越後湯沢駅]より車で約5分、徒歩約15分
関越自動車道[湯沢IC]より車で約5分
【新潟の桜】を見に行こう
県内外から人気を集める注目のスポットから、地域の人々から親しまれる穴場まで、新潟の桜名所を紹介してきました。
自然豊かな桜名所が多く、撮影した写真は絵になることうけあい。2025年の春は、ぜひ新潟を訪れてみてくださいね。
Text：Sakura Takahashi
Photo：PIXTA（特記ないもの）
