小石川植物園 東京大学の教育実習施設である「小石川植物園」は、国内でもトップクラスの歴史を誇る植物園です。広大な敷地に台地、傾斜地、低地、泉水地などの地形を利用して約70万点もの植物が植えられています。中にはソメイヨシノや梅林、モミジ並木など馴染み深い植物もあり、四季折々の自然を楽しめるスポットとなっています。 また園内には国の重要文化財に指定されている旧東京医学校本館や「万有引力の法則」を発見したことで有名なニュートンのリンゴの木など長い歴史を物語る数多くの由緒ある植物や遺構が今も残されており、国の史跡および名勝に指定されています。 (投稿日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/20)
小石川後楽園 東京都文京区に位置する「小石川後楽園」。江戸時代初期に水戸徳川家の祖である頼房(よりふさ)が江戸の屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀(みつくに)の代に完成した庭園です。 園内は池を中心とした「回遊式築山泉山庭園」になっていることが特徴。随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。また、園内名所の一つである「稲田」は都心で稲作の様子を目にすることができる数少ない場所。これは光圀が、跡継ぎである綱条(つなえだ)の夫人に農民の苦労を教えようと作ったものだといわれています。 園内を一回りして歩き疲れたらお休み処「びいどろ茶寮」がおすすめ。園内の歴史的な建物である涵徳亭(かんとくてい)の中で庭園の景色が楽しめる飲食店をコンセプトにした店舗で、目の前に広がる景色を眺めながら食事を楽しむことができます。 (投稿日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/19)