京都駅ビル 京都駅の烏丸(からすまる)中央口側に位置する大型商業施設「京都駅ビル」。平安京の街路網をモデルにした壮大な天井建築が映える駅ビルです。 駅ビル内にはホテル、専門店、レストランやカフェはもちろん、「ISETAN」や京都劇場、美術館など様々な施設が集結。晴れた日にぜひ足を運んでほしいのが、屋上の「大空広場」と「葉っぴいてらす」。植栽が並ぶこのエリアでは、カフェのコーヒーを持ち込んでくつろいだり、京都の街を一望したりとゆったり過ごせます。 観光客にも優しいサービスが充実。併設の京都観光案内所では、多言語対応、ワンストップで観光案内・観光情報発信を行っています。外貨両替やコインロッカーも完備しており、観光の身支度をここで整えて出発するのにもぴったり。京都にお出かけの際はお土産探しや一息つくのに便利なスポットです。
北野天満宮 京都市中部に位置する「北野天満宮」。全国に約12,000社ある天満宮・天神社の総本社で、「北野の天神さん」として親しまれています。 947年に創建されたといわれ、1,000年以上の長い歴史を誇ります。学問の神様として知られる平安時代の貴族・藤原道真を祀っており、合格祈願のために多くの学生が訪れます。見どころは、境内の奥に構える極彩色の装飾や細かな彫刻が特徴の「社殿」。国宝にも指定され、豪華絢爛な桃山文化の建築様式を今に伝えています。社務所に隣接する宝物殿には、国宝の「北野天神縁起絵巻」などが収蔵されており、必見です。 毎月25日の縁日は、約1,000軒の骨董品や食べ物などの露店が立ち並ぶ人気イベント。普段は非公開の宝物殿も一般公開されます。
錦市場 「錦市場」は約400年の歴史を持ち、390mにおよそ120の店舗が連なる京都一の商店街です。京情緒溢れる雰囲気の商店街には京野菜や京漬物など旬の食材や佃煮やかまぼこなど様々な食材が豊富に揃います。豆腐ドーナツやコロッケ、卵焼きなど食べ歩きの他に、ゆっくり座って食事ができる場所も充実。もちろん、お土産を買うのにもおすすめのスポットです。 また、1993年に完成した錦市場のイメージカラーを使用したアーケードも錦市場の新しい顔となっています。 (投稿日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/20)
京都タワー 京都駅で観光客を出迎える、高さ131mのランドマーク「京都タワー」。東京オリンピックが開催された1964年、海のない京都の街を照らす灯台をイメージして作られました。 地下3階・地上9階のビルの屋上がタワーの土台となっており、地上100mにある展望室からは京都の街を見渡せます。展望室5階に設置している望遠鏡は無料で使用でき、東福寺三門や三十三間堂本堂などの世界遺産、東寺や清水寺などの国宝といった歴史ある場所はもちろん、天気が良ければ大阪まで見えることも。 京都タワーで是非見てほしいのが、太陽が沈む瞬間、オレンジの光が強くなり、点き始めた建物のライトと、オレンジが混ざり合う「きらめきの時間」。京都市街に訪れるこの特別な瞬間が京都タワー展望室から撮影できます。 京都駅の地下から直結となっているので駅からのアクセスも便利です。 (投稿日:2018/07/12 最終更新日:2023/12/20)
二条城 京都市中部に位置する「二条城」。古都京都の文化財として世界文化遺産に登録されているお城です。 二条城は、1603年に江戸幕府将軍・徳川家康が天皇の住まいである「京都御所」を守るとともに、将軍が京都を訪れた際の宿泊所とするために築城したもの。正式には「元離宮二条城」と呼ばれています。 見どころは、全6棟からなる国宝の「二の丸御殿」。250年も続いた江戸幕府の歴史に終止符を打った「大政奉還」の舞台として知られています。虎や豹、桜などが描かれた障壁画や彫刻、飾金具など細部まで趣向が凝らされた豪華な造りは必見です。 京都御所から移築された重要文化財の「本丸御殿」、池に三つの島が浮かぶ特別名勝の「二の丸庭園」も見どころ。また、春には約50種類・約300本の桜が咲き誇り、多くの花見客が訪れます。
東本願寺 京都府の南部、京都市に位置する「東本願寺」。正式名称は「真宗本廟」で、浄土真宗大谷派の総本山です。 宗祖・親鸞聖人の門弟らが、宗祖の遺骨を御影堂(ごえいどう)に安置したことが起源。その後四度にわたって焼失していますが、現在のものは1895年に再建されました。この御影堂は敷地面積としては世界最大の木造建築物で、広さは約900畳以上。巨大な建物に圧倒されることでしょう。また、阿弥陀堂では、親鸞聖人に教えを伝えた七高僧といわれる御影があります。朝のお勤めとして「晨朝(おあさじ)」があり、一般の方もお参りが可能。お勤め(お経)は約30分、法話は約15分です。 東本願寺から徒歩約10分の場所には、西本願寺があります。東本願寺とは分派が違いますが、同じ浄土真宗の寺社です。それぞれ「お東さん」「お西さん」とよばれ、地元では親しまれています。京都駅からは徒歩で行けるアクセスのよさから、両寺を同時に参拝する観光客が多いようです。
御金神社 京都市中京区に位置する神社で、読み方は「みかねじんじゃ」。主祭神の金山毘古命(かなやまひこのみこと)が全ての金属類・鉱山・鉱物の守り神であることから、金銭にまつわる願いをもつ参拝者が後を絶ちません。 印象的な金色の鳥居は、京都の老舗金箔会社によるもの。ご利益は投資やコンサルティングなど金銭にまつわること、工業や理容など金属にまつわること、鉱業や歯科など鉱石にまつわることとされています。 御朱印は社務所で書置きのものをいただくことができます。絵柄は、繁栄や不老長寿の象徴とされるイチョウの葉や金文字をあしらったもの。お守りは金銭を連想させるものが多く、ストラップ式の小さながま口「大金守り」や、財布等に入れて持ち歩く「おたから小判」などがあります。 現在の主祭神はもともとは個人の屋敷の敷地内で祀られていました。しかし参拝者の増加を受け、1883(明治16)年に現在の社殿が建立されるに至りました。古くから、近隣には茶釜の製造を行う釜師や江戸幕府の金貨鋳造を担う金銀細工業者など金属類を扱う職人が多かったことから、地域信仰も厚かったようです。 (公開日:2024/7/8 最終更新日:2024/7/8)
神泉苑 京都府京都市に位置する「神泉苑(しんせんえん)」。京都を代表するパワースポットとして知られています。もとは二条城の南側に位置するお寺で、禁苑(天皇のための庭園)として造られました。本尊は「聖観音」「不動明王」「弘法大師」。広大な敷地の中に池があり、天皇や貴族が船に乗って和歌や音楽を楽しんだといわれています。 見どころは、鮮やかな朱色が目を引く「法正橋(ほうじょうばし)」。願い事を念じながら渡ると叶うという言い伝えがあります。源義経と静御前が出会った場所という歴史から、恋愛成就を願う人にも人気のあるスポットです。また、日本で唯一「恵方社」という社があることでも有名。恵方を司る「歳徳神(としとくじん)」が祀られており、その年の恵方に向かって向きを変えます。 毎年5月には、「神泉苑祭」が開催されます。雅楽や祇園囃子の奉納、出店などが行われ、多くの人で賑わいます。
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京都鉄道博物館 京都府南部、京都市に位置する「京都鉄道博物館」。蒸気機関車23両、新幹線6両、電気機関車5両など全53両の車両を収蔵した国内最大級の鉄道博物館です。 もともと同じ場所にあった梅小路蒸気機関車館を改装し、2016年にオープンした「京都鉄道博物館」。国鉄時代に活躍した寝台車・鉄道車輌や、新幹線0系から500系までを展示し、国内の鉄道の歴史が体型的に学べます。見どころはSLの聖地ともいわれる梅小路扇形車庫をそのまま活用した蒸気機関車の展示。本物の蒸気機関車「C612」が牽引するSLスチーム号への乗車体験ができます。また、発車から停車まで2駅間の運転操作を体験できる運転シミュレータ、スケルトン自動改札機など子どもたちが楽しめるスペースも。「キッズパーク」では、タカラトミー寄贈による北陸新幹線・かがやきの大型模型を展示。運転席に入って写真撮影ができます。館内レストランでは、JR線の線路を窓から一望。グッズは八つ橋やロングバームクーヘンなどのお菓子、プラレールやチョロQなどのおもちゃが勢ぞろいです。
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京都国際マンガミュージアム 京都府の南部、京都市に位置する「京都国際マンガミュージアム」は、日本を代表する文化、マンガに関する展示やイベントを開催する博物館です。 館内に保存されている資料は、江戸時代の戯画や明治の雑誌、戦後の貸本などの歴史資料、海外作品も含めて約30万点。そのうち5万点を占めるマンガ本は、幅約200mにわたる「マンガの壁」と呼ばれる書架におさめられ、敷地内どこでも自由に読むことができます。天気のいい日には、敷地内の芝生の上に寝転がってマンガを読むのも楽しみ方の一つ。 展示の他にもプロの画材を使用してマンガを描いたり、色を塗ったりといった体験ができるワークショップ、作家を招いた講演会なども定期的に開催しています。また、手描きの紙芝居の朗読や日替わりの作家に似顔絵を描いてもらえるコーナーも人気です。 ミュージアムショップにはオリジナルマンガTシャツや手ぬぐい、マンガ専用の画材が揃い、マンガを愛する人ならワクワクすること間違いなし。併設されているカフェで食事を楽しめるのはもちろん、壁に描かれた数多くのマンガ家の先生によるイラストやサインも必見です。
京都水族館 京都府、京都市の下京区に位置する「京都水族館」。約250種の生物が暮らす水族館です。 イルカショーが人気の京都水族館では、ショーの時間外もイルカのプールが開放されており、運がよければイルカが寄ってきてくれることも。地元鴨川のオオサンショウウオも人気者で、子供との大きさ比べや、水槽前のオオサンショウ椅子など、楽しめる仕掛けがたくさんあります。 京都大学と提携し、遊びながら学べる「総合エデュテインメント(エデュケーション+エンターテインメント)」施設を目指しています。「夜のすいぞくかん」では、幻想的な照明で水の中でくつろいでいるような癒し空間が広がり、子どもだけでなく、一日の疲れを取りたい大人たちにも大好評です。 「梅小路公園」内には水族館のほか、「京都鉄道博物館」も。京都駅から歩いて行けるのもうれしいポイントです。
出町ふたば 京都府の京都市、上京区の出町柳(でまちやなぎ)に位置する「出町ふたば」。豆大福が大人気の和菓子屋です。 人気は「豆餅」。赤ちゃんのほっぺにたとえられる柔らかな餅に、ゴロゴロと混ぜ込まれている薄塩味の赤えんどう豆。甘すぎず、薄すぎないあっさりとしたあんが包まれ、その上品なおいしさは一度食べれば忘れられないものに。全国から豆餅を求めて多くの人々が集まります。 ほかにも、秋には栗の入った栗餅、春は桜餅と季節ごとのお菓子も用意。京都に来たなら必ず寄りたい名店です。 周辺には「枡形商店街」や「下鴨神社」、そして京都市民の憩いの場「鴨川」があります。
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京都文化博物館 京都府、京都市の中京区に位置する「京都文化博物館」。京都の歴史と文化の紹介を目的として建てられた博物館です。 地上7階、地下1階建ての本館では、展示品以外にも見どころがたくさん。2階の総合展示室では、大画面モニターを使って京の町の移り変わりを映し出したり、3階のフィルムシアターで京都にまつわる名作映画を上映したりと、ギュッと詰まった京都を満喫できます。1階には、江戸時代末期の京町屋を再現した京都の人気小物ショップが立ち並び、お土産を買うのもおすすめ。 赤レンガが印象的なレトロモダンな別館は、東京駅丸の内駅舎を設計した建築家・辰野金吾によるもので、旧日本銀行京都支店として使われていました。重要文化財に指定されている大変貴重な建物でありながら、入場無料で内部の見学もできます。
水火天満宮 京都市上京区に位置する菅原道真を祀る神社で、読み方は「すいかてんまんぐう」。923年、都の水害と火災を鎮めるため、醍醐天皇の勅願により現在の上天神町の位置する場所に創建されました。1950年に堀川通りを挟んで反対側の扇町に移転し今日に至ります。 水難・火難避けのご利益があり、地元では「水火の天神さん」として親しまれている水火天満宮。絵入りの御朱印がかわいらしいと評判で、御朱印を目当てに訪れる人も多いようです。 春には境内を覆うように咲くしだれ桜を見に多くの人が訪れます。桜の開花期間中はライトアップも行っており、提灯や外灯のほのかな明かりに照らされた夜桜は情緒たっぷりです。 ペットの犬が飼い主とともに参拝することができる点も、水火天満宮の特徴の一つ。神主が在中していれば、足型を押したペット健康祈願の色紙に祈祷をして授与してもらえます。 広くはない境内は本殿・拝殿のほか、就職関係でご利益があるといわれる「出世石」や、安産のご利益があるとされる「玉子神石」、菅原道真にまつわる伝説が残る「登天石」など見どころ豊富です。 (公開日:2024/7/8 最終更新日:2024/7/8)
京都御苑 京都市上京区に位置する公園。敷地内には京都御所、京都大宮・京都仙洞御所、京都迎賓館があり、その総面積は約91ヘクタールに及びます。 明治維新による遷都のため、住人のいなくなった公家町一帯を整備してつくられたのが京都御苑です。平安時代〜江戸時代末期まで天皇の住まいとして使用された京都御所の周囲には、かつて大小140以上の公家屋敷が軒を連ねていました。 京都御苑は、大正天皇と昭和天皇の即位の礼に利用されました。戦後はより多くの人に開かれた公園となるべく、新たに休憩所・児童公園・運動施設などを整備。同時に、京都の三大祭のうち「葵祭」と「時代祭」の出発場所としても知られています。 敷地内では植栽された樹木以外にもさまざまな草木が自生し、トラツグミ・ゴイサギ・カワセミなど多くの生き物が生息しています。京都御苑は、京都の中心部における自然の保護や動植物とのふれあいの場としての役割も担っているのです。 往年の雰囲気を残す御所や閑院宮邸跡、九條家遺構の拾翠亭は参観も可能です。閑院宮邸には、京都御苑にまつわる歴史資料を集めた収納展示館も。苑内にはテニスコートやグラウンドがあり、市民の明るい声が響きます。一息つきたいときにぴったりの無料休憩所も各所に点在しています。 (写真:京都御苑管理事務所) (公開日:2024/7/31 最終更新日:2024/7/31)