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太宰府天満宮 福岡県太宰府市に位置する「太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)」。全国に約12,000社ある天満宮の総本宮とされ、年間約1,000万人もの参拝者が訪れています。 全国各地の「天満宮」とは、学問の神様として菅原道真公を祀っている神社のこと。905年、菅原道真公のご墓所に創建されたことがはじまりです。 広い境内には、約200種、約6,000本の梅の木が植えられており、2月初旬から3月上旬にかけて梅の香りと可憐な花を楽しめます。 太宰府駅から天満宮へと続く参道には、土産屋など様々な店舗が立ち並びます。名物の「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」は、梅の刻印が入った焼餅。複数の店舗で販売されており、お土産にぴったりです。
大濠公園 福岡県福岡市に位置する「大濠(おおほり)公園」。かつては海の入り江で福岡城の外堀として使われていましたが、廃城後、1927年に公園が誕生しました。敷地面積は約39万㎡を誇り、そのうち22万㎡は池となっています。 福岡市のほぼ中心に位置する大濠公園は、まさに「都会のオアシス」として県民に愛されてきました。園内では、ヒマワリをはじめとした草花や、ユリカモメなどの野鳥を見ることができます。ジョギングコースや子供向けの遊具が充実しているだけでなく、美術館や日本庭園があることも特徴です。 見どころは、池内の「柳島」に建つ公園のシンボル「浮見堂(うきみどう)」。美しい朱色が目を引きます。 柳島・松島・菖蒲島(しょうぶしま)の三島からなる中の島のライトアップも魅力の一つ。島の木々に74基のLEDライトにより水面に反射した「水鏡」の光景は幻想的です。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 博多
博多町家ふるさと館 福岡県西部、福岡市に位置する「博多町屋ふるさと館」。地元の伝統工芸品である「博多織」や明治・大正期の博多の生活や文化を紹介する施設です。 博多織の織元・三浦家の住居兼工房を移設したものを含めて、3棟から構成されています。「みやげ処」では明月堂の「博多通りもん」や東雲堂の「二○加煎餅(にわかせんぺい)」など、博多の地元の銘菓を販売。ほかにも博多人形や博多織などの伝統工芸品の展示・販売も行います。「町屋棟」は、明治中期に博多織織元の住居兼工場の町家を移築復元したもの。「旧三浦家住宅」として福岡市の指定文化財になっています。「展示棟」の1階は、博多の歴史や文化に関する展示を、2階では民具の展示や博多の伝統工芸品の製作実演を見学できます。 毎日14時にスタートする観光案内は、 ボランティアガイドによるイベント。博多で「お櫛田さん」とよばれて親しまれる櫛田神社や巨大な木造座像がみどころの東長寺など、周辺の寺社を約1時間かけて案内してくれます。
天神中央公園 福岡県の繁華街・天神に位置する「天神中央公園」。旧福岡県庁の跡地に誕生した公園です。芝生広場や噴水広場がありまさに都会のオアシスと呼べる憩いの場。ゆったりとした時間を過ごせます。 天神中央公園は桜の名所としても知られています。川に沿って広がるさくら広場では、春になると約50本のソメイヨシノやサトザクラが咲き誇ります。毎年3月下旬から4月上旬に開催される「さくらまつり」では、夜のライトアップも実施しています。 周辺には、フレンチルネサンス様式で建てられたレトロな姿が特徴の「旧福岡公会堂貴賓館」や、天神という地名の由来とされる「水鏡天満宮」などの名所が点在しています。
筥崎宮 福岡市東部の東区に位置する「筥崎宮(はこざきぐう)」。「筥崎八幡宮」とも呼ばれ、大分県の宇佐八幡宮、京都府の石清水八幡宮と並ぶ、「日本三大八幡宮」のひとつです。 921年に醍醐天皇が日本に攻め入る敵の降伏を祈願した「敵国降伏」を納めたことが始まりとされています。応神天皇を祀り、必勝祈願や厄払いにご利益があるといわれています。 境内は見どころ満載。中でも、国の重要文化財に指定されている本殿・拝殿は必見です。朱色に輝く荘厳な姿に圧倒されること間違いなし。ほか、同じく国指定重要文化財であり、「敵国降伏」の扁額が掲げられている楼門も必見です。 7月下旬の「夏越祭」では、カヤで大きな輪が作られ、それをくぐると半年間の罪とけがれが祓われると言われています。9月中旬の「放生会(ほうじょうや)」は、九州随一の秋祭り。御神輿が列を作り街を練り歩きます。また、100軒以上の露店が立ち並ぶことも特徴です。
観世音寺 福岡県中西部、太宰府市に位置する天台宗の寺院「観世音寺(かんぜおんじ)」。天智天皇が母の斉明天皇の冥福を祈るために発願し、その80年後、聖武天皇時代の746年に完成しました。かつては九州の寺院の中心的存在で、境内には37の建造物が立っていたものの、現在は講堂と金堂の2つが残るのみとなっています。 見どころは、「観世音寺宝蔵」。高さ5m級の三体の観世音菩薩をはじめとする仏像群と重要文化財を見ることができます。また、国宝の梵鐘(ぼんしょう)も魅力のひとつ。日本最古とされ、現在も元旦には除夜の鐘を鳴らすために多くの人が訪れます。
坂本八幡宮 福岡県の西部、太宰府市に位置する「坂本八幡宮」。土地神の産土神(うぶすながみ)を御祭神とし、応神天皇を祀っています。 坂本八幡宮は、「令和ゆかりの地」としても有名。日本の新元号「令和」の引用元である和歌が詠まれた「梅花の宴」が開かれた場所が、坂本八幡宮のある場所ではないかといわれています。境内には、万葉集の和歌が刻まれた石碑があり、奈良時代の雅な雰囲気が伝わってきます。 近くには、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社「太宰府天満宮」があります。四季折々の花が咲き、イベントも多く開催しているので、季節を問わず楽しめます。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 太宰府
大宰府展示館 福岡県の西部、太宰府市に位置する「大宰府展示館」。奈良〜平安時代に九州を治め、外国との交渉の窓口として設置された役所「大宰府」(現・太宰府)の中心であった「大宰府政庁」跡の東側に立つ博物館です。 大宰府展示館では、史跡の発掘調査によって発見された古都・大宰府の出土品を展示。「玉石敷きの溝」は大宰府の長官だった大伴旅人(おおとものたびと)邸跡の候補とされ、注目を集めています。なかでも人気の展示は日本の新元号「令和」の出典となった和歌が詠まれたという宴「梅花の宴」を再現したジオラマ。奈良時代の人々の華やかな雰囲気を感じることができます。 近くには、大宰府政庁跡のほかに、北部九州の防衛拠点だった水城跡の展示を行う水城館も。周囲には大宰府に関する史跡が多く残されているので、さまざまな視点から歴史を学ぶことができます。
中洲 福岡県の西部、福岡市にある「中洲」。那珂川(なかがわ)と博多川に囲まれたエリアで、おいしいグルメが食べられる屋台が立ち並ぶことで有名です。 中洲は、九州一の歓楽街。その歴史は古く、1600年に福岡城を築城するため、町づくりを行ったことがきっかけといわれています。広さ東西約250m、南北1.5㎞の中にあるお店は2,000軒以上。福岡名物の豚骨ラーメンや餃子など、食欲をそそるグルメが揃っています。お酒の後のシメにぴったりなメニューも多く、ふらりと立ち寄れる気軽さも魅力。混雑するので、お目当てのお店がある場合は早めに行くのがおすすめです。 毎年10月に開催される「中洲まつり」では、お神輿や飲食ワゴンの出店など、楽しい催し物が企画され多くの人でにぎわいます。
大宰府政庁跡 福岡県の西部、太宰府市に位置する「大宰府政庁跡」。奈良〜平安時代に九州の政治の中心であった「大宰府」を代表する史跡のひとつで、現在は公園として整備されています。 かつてこの地に立っていた大宰府政庁は、古都・大宰府における日本の西側の防衛や外交の窓口としての役割を果たし、平城京や平安京に次ぐ大きさの規模を誇っていたといわれています。敷地内には、建物の礎石や石碑が多く残されており、建物の規模や当時の様子をうかがい知ることができます。春には桜、秋には紅葉と、四季折々の風景を楽しめるのも魅力。 隣接の「大宰府展示館」では、この地の発掘で出土した遺構を保存・展示しています。当時の様子について解説と合わせて見学すれば、古都・大宰府の魅力をより感じることができます。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 太宰府
九州国立博物館 福岡県の中央部、太宰府市に位置する「九州国立博物館」。太宰府天満宮の近くに立つ、日本文化のなりたちについて学べる歴史形の博物館です。 九州国立博物館は「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトのもと展示を行っています。展示室は、文化交流展示室と特別展示室の2つ。常設展示を行う文化交流展示室では、800~900点もの文化財を定期的に入れ替えながら展示しています。特別展示室では、年に4回特別展を開催しています。 体験型展示室「あじっぱ」では、実際に展示品に触れることができ、見るだけではなく、体験を通して歴史を学ぶことができます。
キャナルシティ博多 九州一の商業中心地・福岡市博多に位置する複合商業施設、「キャナルシティ博多」。東京ドームと同じ大きさ、約43,500㎡の敷地内に、ショッピングモールや映画館、ホテル、劇場などさまざまな施設が併設しています。 商業施設の設計・デザインを得意とするアメリカ人建築家・ジョン・ジャーディによって手がけられた建物は、鮮やかな色彩を放つ近代的な建物。その名のとおり、施設内には運河(キャナル)が流れ、運河中央にあるステージでは、音楽に合わせた噴水のショーがゲストを魅了します。運河沿いのステージでは毎日のようにイベントが開催されるほか、季節やイベントに合わせて施設内の装飾が表情を変えるため、買い物以外の楽しみ方も盛りだくさん。 2011年には、ファション・インテリアブランドがメインの「キャナルシティ博多イースト」という新館がオープンしました。
- Category: ミュージアム・ギャラリーArea: 宗像
宗像大社 福岡県の北部、宗像市に位置する「宗像大社(むなかたたいしゃ)」。2017年に世界文化遺産に登録された同社は、九州本土の田島にある辺津宮、沖ノ島にある沖津宮、大島にある中津宮の総称です。それぞれには、日本の最高神と称される天照大神が生んだ三女神が祀られています。 宗像大社は、古代から朝鮮半島と九州本土の航路上に立つことから、海上交通の守護神として信仰されてきました。現在では、陸上を含めたあらゆる道の交通安全の神様として信仰を集めています。 毎年10月1日〜3日の3日間、航海の安全を祈願するお祭り「みあれ祭」を開催。数百隻もの漁船が海上パレードを行う様子が、観光客に人気となっています。
柳川 福岡県の南部、柳川市に位置する「柳川(やながわ)」。かつては城下町として栄え、町には60kmにおよぶ地面を掘って水を通した「掘割(ほりわり)」が縦横に巡っています。水郷の歴史や観光美を伝えてくれるスポットです。 柳川で人気の観光は、掘割を「どんこ舟」で渡る川下り。長さ約4.5kmのコースを約一時間かけて下っていきます。1950年から続いており、夏は船に明かりを灯して夜間運航する「あかり舟」、冬には船に火鉢を入れた「こたつ舟」が風物詩として親しまれています。船を漕ぐ船頭の語りや舟歌も見どころの一つです。その他にも柳川には、かつては水の城として知られていた「柳川城址」などの名所もあります。 グルメを堪能したい方には、鰻(うなぎ)がオススメ。江戸時代より柳川の名産品として愛され、周辺には伝統の味を引き継ぐ老舗の鰻屋が点在しています。
光明禅寺 福岡県太宰府市に位置する「光明禅寺」。1273年に鉄牛円心(てつぎゅうえんしん)和尚によって建てられた臨済宗の寺院です。苔が彩る美しい庭があることから、「苔寺」の愛称でも親しまれています。 見どころは、枯山水様式の表庭と裏庭。表庭の「仏光石庭」は、九州唯一の石庭で、釈迦と文殊(もんじゅ)菩薩、普賢(ふげん)菩薩に見立てた3つの石を中心に、15個の石で光という字が表現されています。裏庭の「一滴海庭」では、青苔と白砂で大海が表わされ、砂に描かれた波紋はまるで実際に水が滴っているよう。ただし、いずれも撮影は禁止です。 秋には、庭と紅葉が織りなす幻想的な光景が広がります。白砂が赤く染まった葉に彩られる「床もみじ」の美しさは圧巻です。